【八王子市】森と水、花と動物がつくる自然そのものを楽しめる都立「小宮公園」

エディターエディター

八王子市

自然と遊ぶ、アクティビティ満載の公園へ！

JR中央線八王子駅から北にまっすぐ約1.5㎞あがると小高い丘に着きます。そこには、木漏れ日の美しい雑木林、野鳥の鳴き声、大谷沢の澄んだ水、蜜蜂やトンボなど多様な植物や昆虫、生き物が息づく「小宮公園」があります。

多摩地域には、４つの都立公園があり、滝山公園(八王子市)、陵南公園(八王子市)、大戸緑地(町田市)と、なかでも多様な自然をたっぷりと体験できるのが、この小宮公園です。小さなお子様のいるご家族も大人ひとりでも十分に楽しめる場所です。

より講演を楽しむために、まずは小宮公園サービスセンター内にある「雑木林ホール」に立ち寄り、園内散策マップや公園内で出会える動植物の種類、アクティビティ、イベントなどの情報収集をしましょう。

公園内には、自然について学べる「雑木林ホール」、季節の花が楽しめる花畑、散策路が整備された大谷川源流が流れる雑木林、ひよどり山の草地広場、遊具広場や山野草の庭など、いくつかのエリアがあります。

今回、小宮公園センター長の蜂須賀さんに「小宮公園」の楽しみ方をお伺いしました。

まずは、雑木林の散策へ。

小宮公園には、何種類もの野鳥が生息していて鳥の公園と呼ばれるほどで、11月後半からは、特に、アカゲラ、ルリビタキ、ミソサザイ、ジョウビタキなどの冬鳥がやってくるので、バードウォッチング目当てで沢山の人が訪れるそうです。取材当日も、雑木林を歩いていると、モズ、ホオジロ、メジロなどの鳴き声が心地よく響いていました。

植物や昆虫が好きならば、蜂須賀さんおすすめの「レンジャーミニ図鑑」を片手に散策してはいかがでしょう？レンジャーミニ図鑑は、多摩部の公園で見られる動植物を種類ごとに一枚のシートに分け、写真と説明が入ったセルフガイドシートです。野菊、トンボ、鳥、へび、亀、きのこ、甲虫、カメムシ、両生類、哺乳類動物、バッタ、木の実のシートがあるので、好きなものを選んで、それを見ながら雑木林に入れば、ひと味違った散策になるかもしれません。