【国分寺市】食べて、話して、編んで楽しむ「ニットカフェ」

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国分寺市

【国分寺市】食べて、話して、編んで楽しむ「ニットカフェ」 — 編み方のコツがわかるまで講師が丁寧に教えてくれます

1人よりみんなで！カフェでワイワイ編むと楽しさ倍増

お茶を楽しみながら編み物が出来るカフェやワークショップ「ニットカフェ」。趣味を増やしたい、交友を広めたい、などと多くの参加者を集めています。

多摩地域では、国分寺の「カフェスロー」、八王子の「スタジオイズモ」、昭島の「マルベリーフィールド」、福生の「TABASA」、調布の「カフェアンマー」などでも開催されており、これらは「ニットユニットminamiwa(ミナミワ)」が主催しています。

この「ニットユニットminamiwa」は、あみぐるみ＆ニット作家の横田美奈さんと、ニット＆手芸講師＆カラーコーディネーターの山口美和さんのお二人が2008年に立ち上げました。

きめ細かい技術指導力と明るい人柄、そして軽快なトークが多くのニットファンを魅了し、現在東京・神奈川の11会場にて定期的にニットカフェを開催しています。

参加者は、10～70代と年齢層が幅広く、編み物初級者から上級者まで、レベルに合わせた指導が受けられます。最近は「ニット男子」もじわじわ増えてきています。「クリスマスやバレンタインデー等のイベントに向けて手編みのギフトを作りたい」など目的も様々。おしゃべりしながら編み物をする楽しさが人気です。

こちらのニットカフェは、開催会場や月度、参加者の編み物スキルによって、作れる作品が変わります。日時や会場、課題作品が決まっているカルチャースクール等の講習会と異なり「参加者が自分のペースで、行きたい時に行きたい場所で、自分の作りたいものを作れる」のが特徴。

気軽に参加でき、作りたいものがあれば個別のリクエストにも柔軟に対応してくれます。

例えば「子供がハロウィンに使う、魔法学校のマフラーを作りたい」と参加者が事前にリクエストすれば、そのイメージに近い色の毛糸を用意してくれ、編み物スキルに応じた作り方をレクチャーしてくれます。コースター等、短時間で簡単に編めるキットの用意もあり、編み物初心者でも安心。プロ講師の助力と受講者のやる気があれば、初心者でも作りたいイメージの物を自分の手で作れます。

YouTubeなどの動画コンテンツに編み物のハウツーが溢れている昨今は、頑張れば独学で編み物のスキルを習得できるかもしれません。しかし、疑問点などが生じたときに近くに講師がいるのは安心感が違います。

失敗しても救済対応をアドバイスしてくれ、完成に向け励ましてくれるなど、コミュニケーションを取りながら手厚くフォロー。講習後に疑問があればEメールでのやりとりも可能です。さらに、作成途中の作品を次回に持ち越すこともできるため、実際に多くの参加者が数回に分けてじっくり1つの作品を作り上げています。

参加者からは、「編み物好きな方達とお話しながら編み物をするのが楽しい！」。「自己流は限界があり挫折しやすいが、ニットカフェだと丁寧なフォローがあり、美味しいものを食べながら編み物が出来るのも好きです」と、楽しさが伝わる声が聞こえてきます。

「多くの常連さんにご参加いただいていますが、中には障がいをお持ちの方もいます。みなさんと比べ完成までに5倍以上の時間がかかり、挫折しそうになることも多いのですが、ゆっくり時間をかけてサポートしています」。「やがて自力で作品を完成させられるようになり、生きがいとお友達を見つける方もいて、そうした姿を見ると私たちも嬉しくなります。」と講師の山口さん。

「またニットカフェは、飲食店の空き時間を利用して行われることが多く、そこで参加者にワンオーダーをお願いしているので、わずかながらお店にも貢献できています」と話してくれました。