645年開山と伝えられ、千数百年の歴史を刻んできた塩船観音寺。山門（仁王門）、阿弥陀堂、本堂・厨子（ずし）は室町時代建立で、国の重要文化財に指定されています。

　青梅の山里にある安楽寺は、成木山愛染院と号する古刹です。本尊は不動明王で、和銅年間（708-714）に行基が軍荼利明王を彫刻し一堂に安置したことが基になったと縁起に記されています。

　寺周辺には春に花開く桃や桜が多く植えられています。見ごろを迎えると一帯が桃色に染まり、訪れる人の目を楽しませます。

　昔ながらの自然・原木栽培にこだわり、きのこ本来のおいしさを守っている内沼きのこ園。マイタケ、ヒラタケ、ナメコなど、さまざまなきのこをすべて自然・原木栽培で大切に育てています。

　観光タクシーサービスで訪れる際は、20分の滞在中にシイタケ狩りを楽しむことができます（別途大人200円、子供100円が必要）。収穫したきのこは100ｇあたり300円で買うことができます。

　平成元年のオープンから30年余り、線路沿いにひっそりと佇む喫茶店、夏への扉。店主の山田勝一さん、ふみ子さん夫婦がメニューや価格をほとんど変えず、手づくりの味を提供し続けています。

　人気メニューは、秋田県から取り寄せている無農薬玄米をいただけるカレー。２～３日かけてじっくり炒めたタマネギをベースに数種類の香辛料を合わせたもので、ここでしか味わえないファンの多い一品です。注文を受けてから手作りするので提供まで15分ほどかかりますが、窓からのノスタルジックな景色を眺めながら過ごす時間も楽しいもの。甘さ控えめで優しい味の自家製のケーキ（350円）やクッキー（1枚50円）もあります。

　JR青梅駅から徒歩約2分のところにあるサイクルハーバー青梅は、シャワーやコインロッカーも完備し、自転車愛好者をはじめとするアウトドア、行楽客にとっても便利な拠点。中でもレンタルサイクルのサービスは様々なスポーツサイクル自転車が借りられ、ヘルメットやグローブの貸し出しもあり、手ぶらで利用が可能です。

　JR青梅駅近隣の花の名所や観光地巡りや、健脚向けには吹上峠へのヒルクライム、秩父湖へのロングライドなど、レベルに合わせたサイクリングが気軽に楽しめます。