多摩のクラフトビール特集

2020 夏

多摩地域には豊かな自然と地下天然水があり、歴史ある蔵元や、小規模醸造所がクラフトビールを作っています。今回は、多摩の名水を使ったものから、素材、製法にこだわったものなど、多摩ならではのクラフトビールが飲める人気店をご紹介します!

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海外出身の醸造家がつくる立川の地ビール

坂道ブルイング

立川市

2020年3月にオープンした醸造所&タップルーム「坂道ブルイング」。イギリス出身のマシュー・ボイトンさんとアメリカ出身のダニエル・ベラミーさんが共同で代表を務めています。

共同代表のダニエルさん(左)とマシューさん(右)

同店のフラグシップビール「柴崎セッション」(税込880円)は、タップルームの所在地にちなんで名付けられました。とても飲みやすいセッションIPAスタイル、クリーンなモルトベースとオレンジのようなホップの香りが特徴です。

ほかにも日本全国から集められたラガー、ベルギービール、ダークビール、ブラウンエール、IPAなど、さまざまなスタイルのクラフトビールを提供。また、交流のある醸造所、和歌山県の「NomCraft」、横浜の「TDM1874」 、静岡県の「Repubrew」、滋賀県の「Two Rabbits」などの缶・瓶ビールも購入することができ、知られざる地ビールと出会えるかも。

レフトハンド・ブルーイングのSawtooth(左)とオリジナルの柴埼セッション(右)各880円

タップルームのフード提供はナッツのみですが、料理は持ち込み自由。近隣のレストランからタップルームへデリバリーを頼むことも可能です。ビール専用の容器グラウラーや水筒などを持参すれば、10ml/22円でビールのテイクアウトもできます。

米サンディエゴのブルワリー、Modern Timesの缶ビール(各税込900円)

海外の輸入ビールも扱っており、ラインナップは絶えず変化。ビール愛好家に世界トップクラスのビールを試す機会を提供しています。

坂道ブルイング

営業時間/月~木12:00~20:00
金土日祝12:00~22:00不定休
住所/〒190-0023 東京都立川市柴崎町2-6
アクセス/JR立川駅から徒歩約5分、
多摩モノレール立川南駅から徒歩約5分
URL/https://www.sakamichibrewing.com/

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昭島の深層地下水でつくるクリーミーなナイトロビール

イサナブルーイング

昭島市

昭島市の深層地下水を使ったオリジナルクラフトビールを醸造している「イサナブルーイング」。“苦い飲み物でみんなを笑顔にするFactory & Laboratory”をキャッチコピーに掲げる同店のフラッグシップビールはその名も「とりあえずビター」(税込Sサイズ650円、Mサイズ990円、Lサイズ1,350円)。

とりあえずビター

ビターと聞くと苦いというイメージが浮かびますが、ビールの世界ではまったく苦くなくモルトのフレーバーをゆっくりと楽しめる、イギリスの伝統的なビアスタイル。炭酸少なめで、ゆっくりと余韻が味わえます。

吟醸ヴァイツェン

さらに同店のオリジナルスタイルで、純レギュラービールとしてラインナップしているのが、日本酒のような香りを持つ「吟醸ヴァイツェン」(税込S710円、M1080円、L1480円)。

小麦を使ったドイツスタイルの白ビール、ヴァイツェンの発酵中に米麹を投入し、日本酒と同じように発酵タンクの中で平行副発酵を行うことで、日本酒のようなお米の香りがフワっと付くといいます。仕込ごとに使う麹を変えており、そのたびに新しい味わいと出会うことが出来るのは同店ならではの魅力です。

ナイトロビールは、細かい泡がグラスの中で滝のように落ちていきます

そして、イサナブルーイングの目玉といえば、「ナイトロビール」です。ナイトロとは、ナイトロジェン=窒素のこと。二酸化炭素が溶け込んでいる通常のビールと異なり、二酸化炭素が溶け込んでいない状態のビールに純窒素を高圧で詰め込んでいます。これによりきめ細やかなクリームのような“とろふわ”の泡が楽しめるのが特徴。様々なスタイルのビールをナイトロバージョンで提供しています。

イサナブルーイング

営業時間/平日11:30~14:30(L.O. 14:00)、
17:30~22:00(L.O. 21:30)火曜のみランチ休み
土日祝11:30~22:00(L.O. 21:30)
定休日:水曜・祝翌平日
住所/196-0015 東京都昭島市昭和町2-7-15 エクセレンス昭島 1F-B
アクセス/JR昭島駅南口から徒歩約3分
URL/https://www.isana-brewing.com/

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奥多摩の自然に包まれながら、ゆったりと楽しむ独創的なビール

Beer Cafe VERTERE (ビアカフェ バテレ)

西多摩郡奥多摩町

奥多摩町にあるクラフトビール醸造所「VERTERE」は、小規模ながら様々なスタイルのビールを作っています。

醸造所併設のビアカフェでは常時10種類の生ビールを提供しており、古民家をリノベーションした落ち着いた雰囲気のなかで、奥多摩の自然も感じながらビールを楽しむことができます。また、JR奥多摩駅前のボトルショップでは缶ビールの販売を行なっています。

カフェは店内30席、テラス20席(テラス席愛犬同伴可)

特に人気のクラフトビールは、南国を思わせるアロマとフレーバー。甘く柔らかい舌触りとほどよい苦味が特徴のHAZY IPAスタイル「Passiflora(パシフローラ)」(税込Sサイズ700円、Lサイズ1,300円)と、ラクトバジルス由来のしっかりとした酸味、程よい柑橘のアロマに、ドライでクリーンなフィニッシュが楽しめるSour IPAスタイル「Anthocharis(アンソカリス)」(税込ワンサイズ800円)、さらにピーチ、ぶどう、パイン、シトラスのアロマとフレーバーが特徴で、オーツ由来の濃厚な飲み口、口の中で弾けるホップのフレーバーのNE(ニューイングランド)IPAスタイル「Casimiroa(カシミロア)」(税込Sサイズ700円Lサイズ1,300円)です。

南国を思わせるアロマとフレーバーのPassiflora

Beer Cafe VERTERE(バテレ)

営業時間/土・日
<カフェ>12:00~20:00(L.O. 19:30)
<ボトルショップ>13:00〜18:00
定休日:月〜金 (祝日が月〜金の場合も定休日となります)
※営業日情報はHP、Facebookページをご確認ください。
住所/198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川212
アクセス/JR奥多摩駅から徒歩約1分
URL/http://verterebrew.com/

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老舗蔵元のできたてビールをどこよりも早く楽しめる

福生のビール小屋

福生市

文久3 年(1863)創業の蔵元、石川酒造直営のイタリアンレストラン「福生のビール小屋」。

できたてのクラフトビールと一緒に、お店で生地から仕込んで釜で焼き上げるピッツァや、地元福生産ソーセージ盛り合わせ、季節の食材を使用したパスタなどが食べられます。

生地から発酵させて作る焼きたてのピッツァが人気

明治期にビール醸造を行った歴史を持つ石川酒造は1998年にビール醸造を再開、清酒造りにも使用する自社地下天然水を贅沢に使ったビール「多摩の恵」シリーズが有名です。特にフラッグシップとなるビール「多摩の恵 ペールエール」は、ホップやモルト由来の複雑な香味と深いコクが魅力です。

そして、シンプルな素材だからこそ技術がないと造れない「多摩の恵 ピルスナー」は、スッキリとクリアな味で、一度は試したい王道のスタイル(いずれも税込グラス500円、ジョッキ850円、ピッチャー2,900円)。

レストラン隣の蔵で作られた、できたてのビールを味わえる

また、力強く広がる柑橘系の香り、印象的なしっかりとした苦味を感じる「TOKYO BLUES セッションエール」(税込グラス600円、ジョッキ950円、ピッチャー3,300円)は、新しいシリーズで、ビール好きがハマる都会的で大人な味わいが人気です。

福生のビール小屋

営業時間/11:30~21:30(L.O. 20:30)
定休日:火曜日
住所/197-8623東京都福生市熊川1番地
アクセス/JR拝島駅から徒歩約20分
URL/https://www.tamajiman.co.jp/

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