【府中市】地域の思いや人々が繋がる古民家カフェ「428cafe+」

【府中市】地域の思いや人々が繋がる古民家カフェ「428cafe+」
全22席の広い和室。大きな窓から庭を眺めることができます
新鮮でヘルシーな野菜と甘味を楽しむ

ほっと落ち着けるような内装で、美しいステンドグラスが印象的な「428cafe+(よつやカフェ)」は、府中市四谷にある古民家風のお店です。

428cafe+という店名は、府中市「四谷」の地名にちなんで付けられており、字面を見ると数字とローマ字が用いられおしゃれのイメージですが、読み方は「よつやカフェ」となり、地域の方々に馴染みのある音になるようにと考えられています。

「+」には、地域の方にとってプラスになれるような、ここを通じて地域の方々が繋がれるような発信の場になりたい、との思いが込められています。

窓や玄関などお店の随所に美しいステンドグラスがあしらわれています

お店の建物は、従来店主の市川さんご家族が長年住んでいたお宅でしたが、近年市川さんの祖母が亡くなり、空き家となっていました。

しかしこの場所を、再びたくさんの人が集まる素敵な場所にしたいという思いから、店舗への改装を決め、今年4月にお店をオープンしました。

内装は元々のお宅を活かしつつ、素敵にリノベーションされています。

「この府中市四谷という静かな場所で、ゆったりした時間を過ごしてもらえるような、一息つきたいときに来てもらえるような場所になれれば」と市川さんは話してくれました。

洋室の窓枠はお宅だったころの原型を残しています

季節ごとに発行している冊子。地域やお店の歴史、季節のおすすめメニューの紹介などが掲載されています

ランチで提供している「428cafe+ベジプレート」は、カフェの前の畑で採れた新鮮な野菜を積極的に使い、その日に採れた季節野菜がメニューに取り入れられています。

野菜中心でヘルシーですが、彩り豊かで満足感のある一品がしっかりとお腹を満たしてくれます。

 

また甘味も人気メニューとなっています。

敷地内にはジャム工房「果実研究所」を併設していて、ここで作った自家製ジャムを使った「果実研究所特製パフェ」は自慢の一品です。

また数種類の甘味を取り揃えた「428cafe+甘味重」は、自家製ジャムを使った「ジャムあん」や手毬おにぎり等を味わえるオリジナリティ溢れる一品となっています。

428cafe+ベジプレート 1,760円。この日は季節野菜のグリルやひよこ豆ペーストの揚げ物、天然酵母のパンなど

色とりどりの果実研究所のジャムも販売

市川さんはカフェ営業を行いながら、ソーシャルファーム事業にも力を入れています。

ソーシャルファームとは、障がいや難病のある方や元引きこもり、母子世帯など、就労に支援が必要な人たちが働ける場所を提供する活動です。予備認証期間を経て、今年東京都よりソーシャルファーム認定を受けました。

「分け隔てなく、どんな人でも働ける社会になるように、働く場所と雇用を提供していければと思っています」と市川さん。

 

地域の良さがたくさん詰まった428cafe+で、ほっとする時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

●●●DATA

428cafe+

所在地/東京都府中市四谷2-41-3

電話番号/042-306-8202

営業時間/11:00~18:00

休日/月曜日(月曜が祝日の場合翌日休み)

URL/https://btf-428cafe.com/

Instagram/@btf.428cafe

その他/店内にて各種イベントやフェアを行なっています。11/19~11/27には大人の秋のクラフトフェアが開催されます。詳細は公式サイト・Instagramをご確認ください。

 

 

2022/11/08

いいね! 0