【東大和市】冬に食べたい「サンサンベーカリー」の焼き菓子「シュトレン」

【東大和市】冬に食べたい「サンサンベーカリー」の焼き菓子「シュトレン」

冬になると、パン屋やケーキ屋の店先に並びはじめるドイツの伝統焼き菓子「シュトレン」。生地にはドライフルーツやナッツが入っていて、細長いパンのような形をしています。毎日少しずつ切って食べ、クリスマスの日を待つのがヨーロッパでの風習です。

 

お店によって中に入る具材や生地が異なるため、お気に入りのシュトレンを探して食べ比べをする方も多いのではないでしょうか。「シュトレン」を求めて、東大和の人気パン屋「サンサンベーカリー」へ行ってきました。

店は2015年4月にオープンしました

西武拝島線東大和市駅から徒歩約10分の住宅街の一角に、サンサンベーカリーはあります。外観はガラス張りの落ち着いた雰囲気で、店内をのぞくと焼きたてのパンが並んでいます。

 

オープンから5年という月日を経て、今ではすっかり地元のパン屋さんとして根付いていますが、オープン当初は人通りの少ない場所に大変苦労なさったそう。

 

三鷹の『タワーズマルシェ@むさしの』や小金井ヒガコプレイスの『素材の余白』といった各地のマルシェやイベントに出店するなどの努力もあって、今では遠方から来るというお客さんも少なくはないようです。

日が差し込む明るい店内

笑顔が素敵なオーナーの田淵さんご夫妻

店内へ入ると、香ばしい焼き立てのパンの香りが。対面式のカウンターや棚などは木のぬくもりを感じます。木枠のショーケースはまるで額縁のようです。そこに絵本の世界に登場するような愛らしいパンが並んでいます。焼き上がりを知らせる声とともに、オーナーの田淵さんが厨房から現れました。

 

横浜などで12年修行されたご主人がパン作りを担当し、笑顔で丁寧な接客が印象的な奥様は、店内に並べられた印刷物のデザインなども制作されるそうです。美大で知り合ったと聞いて、パンやお店の素敵なデザインに納得しました。

ドライフルーツたっぷりのシュトレン

サンサンベーカリーのシュトレンは、白イチジクをメインにあんずやレーズンなど5種類のラム酒漬けのドライフルーツがぎっしりと入っています。食べ始めた初日は、サクッとしたクッキーのような食感と、ドライフルーツそれぞれの味が明確に感じられました。日が経つにつれて、しっとりとした食感に変化し、複雑な味わいに。熟成したラム酒の香りも加わり、日を追うごとにとてもリッチな風味が楽しめました。

白いちじくのシュトレン(小1,600円、大3,000円いずれも税込)

この冬は白いちじくのシュトレンをはじめ、栗のデニッシュ(330円税込)、とろとろのホワイトソースが詰まったクリームシチューパン(300円税込)など、体も心もほっこりするような限定メニューを楽しめます。

大きなブールとチーズブール

フルーツを使ったパンが並びます

定番人気の食パン(一斤320円税込)

番の角食、山型食パン(一斤320円税込)は人気商品のひとつ。「高温でカリッときつね色に焼いて、2ミリほどにスライスしたバターを載せて食べるのが好きなんですよ」と、ご主人おすすめの食べ方も教えていただきました。さっそく試してみたくなりますね。

 

すべてのパンは電話で予約が可能です。インスタグラムに毎月アップされる日替わりパンのおしらせカレンダーも要チェックですよ。

 

店名       サンサンベーカリー

住所       東大和市南街5-37-1

TEL        042-590-2725

営業時間     10:00~19:00

定休日   日曜、月曜、祝日

料金 各種パン180円〜

URL       https://www.instagram.com/sunsonbakery/

アクセス              西武拝島線東大和市駅から徒歩約10分

 

2021/01/14

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