JR中央線「東小金井駅」南口から歩いて約2分の好立地に「sofar – ソファ –」はあります。コロナ禍の2020年11月にオープンしました。
ひときわ目を惹く、水色の扉と赤い椅子が目印で、店内は焼きたてのお菓子の甘い匂いが漂っています。現在は、水・金曜日の週2日と月1回の土曜日に営業しています。
店名の「sofarーソファー」は、英語で「今のところは」の意味と椅子の「sofar」を掛け合わせた造語です。
独学でお菓子やパン作りを学んだという店主の鈴木飛鳥(すずきあすか)さん。
「幼い頃からお菓子づくりが好きで、誕生日にお菓子づくりの道具を買ってもらっていました。会社員時代にはパン屋さんやカフェを巡るのが趣味で、味覚が鍛えられました。」と笑顔で話す鈴木さん。
会社員として転勤・昇進とキャリアアップして行く中、結婚、出産を経て第一子の育児休暇中に食品衛生責任者の資格を取得。近所にシェアキッチンができたことを機にお菓子を仕事にすることを決心したとのこと。
第二子を出産した直後に新型ウイルスが蔓延しましたが「いつか自分たちのお店を」と夫婦で思っていたこともあり、思い切って店舗を持つことに。「夫の後押しがあったのが心強かったです。」と鈴木さん。店内ディスプレイなどはご主人からアドバイスをもらうこともあるそうです。
これまでに勤めたコーヒー店や菓子店での経験やインド料理教室・ラッピング教室に通って学んだことも活かしてお店作りを行っています。現在、1歳と4歳のお子さんの育児と両立しながらの営業しています。
こだわりの商品は、エイトケーク・キャロットケーキ・バナナケーキの定番3種類と季節のパウンドケーキ・タルト・マフィン・クッキーなどが6~9種類ほど。
材料には、国産小麦粉・茶色い砂糖・よつ葉バター・グレープシードオイル・アルミニウムフリーベーキングパウダーを使用し、メインに旬の果物やフェアトレードの素材も取り入れています。
特に砂糖は、きび砂糖・洗双糖・マスコバド糖・ビートグラニュー糖を使い分けています。その理由を聞くと「素材の味を活かすため、砂糖を控えめに配合しています。
また、コーヒーや紅茶、緑茶だけでなく、ビールやワインにも合うお菓子をお作りしていますので、色々なマリアージュを楽しんでほしいです。」と話してくれました。
看板商品は、鈴木さんの最初のオリジナルレシピである「エイトケーク」。パルメザンチーズ、くるみ、あんずなど8種の材料が入った大人の味で、お酒にもよく合います。
また、スパイスが入っていないキャロットケーキも人気。キャロットケーキを作る際、スパイスを入れる店舗が多いのですが、あえて“よくある組み合わせを外す”のも鈴木さんのこだわりポイントです。
コロナ禍にオープンしたので、楽しいことって何だろうと考えた時に、新しい発見があって、それをすごく好きになったら楽しいだろうなって感じたんです。ですので、お菓子ひとつ、さらにドリンクや食器との組み合わせで少しでも楽しさが提供できたら」と鈴木さん。
「誰かの新しいお気に入りが見つかったらいいな、との思いから、作り手さんの作品の展示販売をしたり、店内のディスプレイを変えたりしています。お待ちいただいている時間も楽しめるように……といろいろ企画するのも楽しいんです。」と力を込めて話してくれました。
●●●DATA
「sofarーソファー」
所在地/東京都小金井市東町4-43-10 桜ハウス1階3号室
URL/nichiyouhin-to-okashi-sofar.com
Instagram/https://www.instagram.com/sofar_toridori/?hl=ja
Facebook/https://www.facebook.com/sofartoridori
営業時間/水・金 12:00~16:00
*月に1回、不定期で土曜日営業(店頭の看板・instagramを確認してください)
駐車場/近隣にコインパーキングあり。
オンラインショップ/・ホームページ内「オンラインショップ」からどうぞ!
その他/お取り置きは、instagramのDMより受け付けてます。
多摩地区のマルシェやイベントでの委託販売もしています。
instagramで日々情報更新してますので、ぜひチェックしてみてください。
2021/09/09