小田急線・喜多見駅を降り徒歩6分。小さな商店街を抜けた先に「中国菜 胡桃」が見えてきます。白と黒を基調とした看板が印象的で、「中国菜」だけを朱色にしている点に、ご主人の人柄と心意気が感じられます。
引き戸のガラス越しには、厨房で鍋を振るご主人の大きな背中が見えます。初めてでも緊張感なく入店でき、扉を開けると「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えてくれます。
店内にはカウンター席とテーブル席、そして4名~12名で利用できる個室もあり、お一人様でも家族連れでも気軽に本格四川料理を楽しむことができます。
ご主人の平澤さんは料理専門学校を卒業後、中国料理の道へ。都内の中国料理店数店で、四川料理、湖南料理、広東料理、飲茶などを修行し、平成29年に出身地である狛江に戻り「中国菜 胡桃」を開店しました。
店名の“胡桃(フータオ)”は、修業時代の先輩が教えてくれた“胡桃の飴がらめ”から。この料理との出会いが、平澤さんの料理観を大きく変え、それ以降より真摯に中国料理に向き合うようになったそうです。
いつも近隣住人で賑わうランチタイムは11:00~15:00(L.O14:00)。
前菜三種、白飯、スープ、漬物、本日のデザートがついた、お得なランチメニューが人気で4種類が揃います。
常時用意されているのは不動の人気を誇る本格四川麻婆豆腐(900円)のみで、その他3種類のメニューは週に数度変わります。これまでに~九条葱香る~薩摩若軍鶏、スープ麺(1200円)や黒毛和牛ミスジ・旬野菜・黒胡椒炒め(1600円)などが提供されたとのこと。ランチメニューなどのお得な情報は、お店の公式LINEで発信しているので、是非登録してみてください。
また、夜メニューの四川名物よだれ鶏や黒酢の酢豚はもちろん、経験豊富なご主人が本場中国から取り寄せる香辛料を使って、手際よく繰り広げる品々はどれも絶品。
お仕事終わりの一杯やご家族でのディナーも楽しめます。
「四川料理の特徴は《一菜一格、百菜百味》と言われていて、一つの料理には一つの品格があり、百の料理には百の味があると言われているんです」と平澤さん。「あらゆる料理や食材を取り入れて日々進化している四川料理を中心に、中国各地の郷土料理をみなさんに楽しんでいただきたいと思っています」と話してくれました。
中国料理のお供には是非紹興酒がおすすめです。紹興酒は10種類以上を取り揃えていて、紹興酒3種の飲み比べも用意していますので、是非こちらも楽しんでみてください。
●●●DATA
中国菜 胡桃
住所/東京都狛江市岩戸北4-17-19
公式LINE/@cgo1789n
TEL/03-6874-8635
営業時間/ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)
ディナー 17:00~22:00(L.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)
定休日/水曜日、不定休あり
2022/03/22