眺めたときの佇まい、手にした時の触り心地、使ったときの高揚―。
青梅にあるガラス食器店「レインボーリーフ」は、使った時にこそ良さが実感されるガラス食器に出会えるお店です。JR青梅線・小作駅もしくは圏央道・青梅ICからのアクセスが便利です。
材料は、お酒の瓶や窓ガラスといった廃材。ガラス職人兼店主の平岩愛子さんが、店舗に併設されている工房で作る再生ガラスには、「生活の中での美しさを追求したい」という思いが込められています。
平岩さんがガラスに出会ったのは22歳の時。大学で見かけた本をきっかけに琉球ガラスに魅了され、すぐに沖縄へと赴きました。那覇にある奥原硝子製造所で合計7年間ほど修行した後、2009年に青梅市で工房をオープン。
独立後も日々鍛錬の繰り返しだったと平岩さん。「沖縄の製造所は分業制で、私は吹き担当が主だったんです。独立後はひとりで全行程をこなさなくてはならないので、特に仕上げを極めるのに苦労しました。昨日できたのに今日できないといったことは今でもあります。でも失敗から新商品に繋がることもあるんですよね」。
人気の商品は「ヒッチーグラス」や「ワインカップ」。ねじりながら吹くことで生まれるモール模様が美しく、食卓に優しさと品の良い雰囲気を運んでくれます。
口巻モール皿は、日本民藝館の民藝館展で入賞した名作。サイズによって使用用途が異なり、5寸はデザートにぴったり。6寸はサラダや小前菜、7寸はカルパッチョなど使い勝手がよく毎日使いたくなりそう。
透明で華やかな印象もあるので、お祝いのシーンやXmasなどイベント時にも重宝しそうです。
すべてのラインナップをチェックしたいなら青梅市の店舗が最適ですが、平岩さんの器は様々な食器店やインテリアショップからも引っ張りだこ。
吉祥寺「MARKUS」や三鷹「手しごと」にも置かれ、購入できます。また、中目黒の「SML」で開かれるイベント「カレーと古民藝」(10月9日~17日)にも出展予定とのこと。近くを訪れた際はぜひチェックしてみてくださいね。
●●●DATA
レインボーリーフ
所在地/東京都青梅市新町2-34-10
営業時間/土曜11:00~17:00
定休日/不定休。お休みの情報はSNSで都度配信
URL/https://www.rainbowleaf.jp/
Instagram/https://www.instagram.com/rainbowleaf_2009/
Facebook/https://www.facebook.com/Rainbow-Leaf-154847681376911/
駐車場/あり
2021/09/29