JR南武線の西国立駅を直進するとすぐ右手に見えるのが、今回ご紹介する「まごころ銘茶狭山園」。
1951年に創業した老舗お茶屋さんである狭山園は、2019年に店舗を移転改装リニューアルしました。
代表の池谷香代子さんは、祖父が創業した日本茶専門店を継承し、父に継ぎ、2019年より3代目に。日本茶インストラクター協会認定日本茶アドバイザー/南米・コロンビア日本茶大使でもあります。
京都にて1717年に創業した日本茶専門店「一保堂茶舗」にて4年半勤務の後、2014年にコロンビアで「Sayamaen Japanese tea S.A.S」を起業し、日本茶の販売及び普及活動を開始しました。
国内外でのお茶の淹れ方体験や試飲イベントなどを通じ、お茶を選んでおいしく味わい、そしてお茶でおもてなしをする楽しみをシェアしたいと思うように。商品開発やワークショップなども積極的におこなっています。
特におすすめは、狭山園の看板銘茶シリーズの「狭山茶ほのか」、「前田文男茶師十段のごうぐみ茶」、「無農薬有機栽培特別茶ひより」。
それぞれ産地や作り手の個性が異なる煎茶です。飲み比べてみるとそれぞれの特徴がよくわかり、どんな食べ物と合わせようか?などアイデアが広がります。店内では飲み比べや淹れ方体験もしています。
その他、海苔なども取り扱っており、中でもごはんに欠かせない「味付け海苔シリーズ」、ほかほかごはんのお供の「おかずシリーズ」も人気。その他、富山のおかき、あずき甘納豆チョコなど、季節ごとにたくさんの商品が並びます。
狭山園は地域のお客様を大切に、時代や世代が変わってもずっと変わらず、まごころを込めてお客様に喜んでいただける商売を続けています。
「生産者の想いをお客様に伝え、商品の価値を知っていただくことが私たちの役割です」とも池谷さんは話してくれました。
また、茶筒持参で「お茶の量り売り」や、家庭から出た茶殻を回収して肥料にリサイクル。お客様とともになるべくゴミを出さないよう、SDGsにも配慮。
「日本の伝統文化“お茶”を地元の立川から世界へ。これからもワクワクしながらシェアしていきたいと思います」と池谷さん。
狭山園の美味しいお茶を飲み、みなさんもおうちでホッとひと息ついてみませんか?
●●●DATA
所在地/東京都立川市羽衣町1-23-7
TEL/042-527-0146
営業時間/9:00~19:30
定休日/木(ただし8のつく日は営業)
アクセス/JR中央線利用で立川駅から立川バスへ乗車、「岸」バス停下車後、徒歩約10分
その他/羽衣商店街「ハローチップ」加盟店
URL/https://sayamaen-japanesetea.com/
Instagram/@sayamaen_japanese_tea
Facebook/https://www.facebook.com/sayamaenippuku/
2021/03/02