夏の歳事

  • 清戸の獅子舞

    清戸の獅子舞

    多摩地域に多く伝わる三匹獅子舞が清瀬市にも残っています。大獅子・中獅子・女獅子の三匹からなり、起源は明らかではないが八王子の城主の北条氏照が武運長久を祈って奉納したことから始まると伝わっています。日枝神社の鳥居入り口の椿の木に藁の大蛇が赤い舌を出しています。これは獅子舞奉納の前日に氏子衆が厄除けを願って作り取り付けます。一年経って古くなった大蛇が真新しく生まれ変わる時です。

  • 大國魂神社大祓式

    大國魂神社大祓式

    1年の半分が過ぎる6月、人々は古から身を清めたりお祓いを受けたりして、これからも無事に過ごせるように祈ってきました。各地の神社で半年ごとに行われる大祓いは、6月は夏越の祓、12月は年越しの祓と呼ばれ茅の輪くぐりをすることでも知られています。茅の輪は人がくぐるものから車のお祓い用の大きなものまであります。

  • 玉の内の風祭獅子舞

    玉の内の風祭獅子舞

    JR福生駅からバスで30分ほどにある三嶋神社。この神社が鎮座する日の出町大久野玉の内地区には獅子舞が伝わっています。「雨乞獅子」とも呼ばれ、かつては雨乞いとして奉納されており、平成2年に町の無形民俗文化財に指定されました。

  • 鳳凰の舞

    鳳凰の舞

    春日神社の祭りでは二つの舞が奉納されます。どこからいつ頃伝わってきたのかなど明らかではありませんが、江戸風の奴の舞と上方風の鳳凰の舞という全国でも珍しい芸能です。

  • 谷保天満宮例祭

    谷保天満宮例祭

    竹に紙の花を飾ったバレンを繰る谷保天満宮例祭。バレンは大きな傘のように広がり、持ち手は時代絵や文字の額で飾られています。