2022年– date –
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植物に託した
万葉人の心が偲ばれる
【武蔵國分寺 万葉植物園(国分寺市)】奈良時代末期に編纂された日本最古の和歌集「万葉集」には天皇、貴族から防人、農民など様々な身分の人々が詠んだ歌、約4500首が収められています。万葉の時代は人々が自然とともに生きていた時代。万葉歌人は草木に託して愛しさや悲しさなど、その心を和... -
秋空に鮮やかに映える
500万本ものコスモス
【国営昭和記念公園(立川市)】秋の野原に咲く花の代表といえば「コスモス」。細い茎の先に付けたピンクや白の花びらを秋風に揺らして咲くその姿は可憐でどことなく儚(はかな)げです。叙情豊かで、いかにも日本的なイメージですが、原産地はメキシコ。幕末の頃、ヨーロッパを通じて日... -
真っ赤に燃えるように咲く
約20万本のヒガンバナ(曼殊沙華)
【府中市郷土の森博物館(府中市)ほか】猛暑から解放されて初秋のさわやかな風が吹き始める頃、田んぼのあぜ道や土手沿いにポツンポツンと咲く真っ赤な花に、思わず目が留まることがあります。 秋のお彼岸の頃に咲く「ヒガンバナ」。別名を「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ぶこの花は、何て... -
涼風さわやかな天空に咲く
5万株のレンゲショウマ
【御岳山・富士峰園地(青梅市)】御岳山は標高が929mあり、涼風さわやかな別天地。ケーブルカーを降りて2分ほど歩くと、全国でも珍しいレンゲショウマの群生地があります。その富士峰園地は広さが約3万平方メールあり、約5万株もが自生しています。 レンゲショウマは太平洋側の山地の落... -
今年が最後の開園!
住宅街に咲き誇る10万本のヒマワリ
【ひまわりガーデン武蔵村山(武蔵村山市)】燦燦と降り注ぐ真夏の太陽に似合う花といえば、何といってもヒマワリ。漢字では「向日葵」とか「日廻り」、「日回り」と表記されることもあります。これは、ヒマワリが成長して蕾を付ける頃まで、太陽の動きを追うように回ることから名づけられたようです... -
山の斜面や林道をおおいつくす
1万株のアジサイ
【南沢あじさい山(あきる野市)】梅雨の季節に似合う花、アジサイの名所はたくさんありますが、林道や山の斜面一帯がアジサイの花でおおいつくされる「南沢あじさい山」(あきる野市)は、他ではなかなか見られない景観です。 -
谷戸の初夏を彩る
250品種10万本のハナショウブ
【吹上しょうぶ公園(青梅市)】梅雨の季節。しっとり濡れると艶やかさを増す趣ある花「ハナショウブ」を見に出かけませんか。青梅市の霞丘陵の一角にある吹上しょうぶ公園では5月下旬~6月下旬、約250品種10万本のハナショウブが次々に咲いて、訪れる人の心を和ませてくれます。 ここは... -
5200余株のバラが香り
豊かに咲き誇る
【神代植物公園(調布市)】調布市にある都立神代植物公園の「ばら園」では、5月に春バラ約400種5200株余が、10月に秋バラ約300種5000株余が咲き誇ります。 -
真っ赤なシャーレーポピーが
丘の斜面を染めあげる
【国営昭和記念公園(立川市)】昭和記念公園の木々がみずみずしい緑色に染まる5月、日本庭園の北側にある「花の丘」は一面、真っ赤な花畑に変わります。 -
【塩船観音寺(青梅市)】
古刹を華やかに彩る
圧巻のツツジ地域にはツツジの名所がたくさんありますが、中でも圧巻なのが青梅市の塩船観音寺。
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