東村山駅東口のロータリーを渡るとすぐに、黄色いキリンののぼりが見えてきます。そこが「まがりDEバナナ」。
ワインバーを間借りして営業しており、そのまま店名に。平日は朝6時オープンなので、通勤通学前に朝食にも立ち寄れるバナナジュースのお店です。
店内は、ワインバーをそのままにカウンターにて接客が行われます。もちろんテイクアウトもOK。忙しい朝にもぴったりですね。
また店の外にも1つ席があり、他に立ち飲み用テーブルも用意されているので、ちょっと一息つきたいときにも気軽に立ち寄れます。
生まれも育ちも東村山市の角田さんが、このお店をオープンしたのは2020年9月。
大学卒業後に単身で海外の国々を周り、持ち前の人当たりの良さを武器に様々な経験を重ね、多角的な発想を身に付けて帰国しました。
経営者としては3年目だそうですが、この「まがりDEバナナ」のほか、同市内のカフェバー「LiCoD(リコード)」の経営に加え「NPO団体 パレ英語村日本事務局代表代理」も務めています。
開業のきっかけは、東村山にシャッターが降りている店舗が多く、そのことが気がかりだったこと。街を活性化するために自分ができることは何かと考え、都心部で数多く存在する「間借り」店舗を活用する事業を提案。
低コストで実現できることから、若年層や資金面に不安がある人でもチャレンジしやすく、角田さんもその一歩を踏み出しました。
バナナジュースに使用しているのはバナナの王様といわれる「甘熟王」。砂糖は使いません。
食物繊維やビタミンC、カリウム、マグネシウムが多く、栄養価が高いバナナに牛乳や豆乳を加え、タンパク質もプラス。
ボリューム満点のバナナジュースは、お子様のオヤツにもピッタリです。
メニューはミディアムサイズ(400円)とキリンサイズ(500円)の2種類。
いずれも、牛乳か豆乳のどちらかでシェイクするかを選ぶことができます。
さらに、プラス100円でお好みのトッピングも。イチゴ、プロテイン、ハチミツなどに加え、おいバナ(バナナの追加)も注文可能。3月より、オレオとチョコレートもトッピングメニューに加わりました。
また、より栄養価をアップさせてくれるプロテインも人気の一品です。
迷ったときは、ノーマルとイチゴ味の2種類が同時に楽しめる「恋バナ」がおすすめです。
ミディアムサイズ2杯分を700円で注文できてお得な上、「恋バナ」専用に開発された専用カップで提供。カップルや親子に人気です。
ちょっと小腹が空いているときにうれしいブラウニーがサイドメニューに。
こちらは東村山市の小さなお菓子屋さん、「コモンズキッチン」のもの。米粉やそば粉にこだわっていて、とても体に優しい1品です。
夏休みには、近隣の子ども達と一緒に、メニューや販売方法を考える「職業体験型プロジェクト」を予定している角田さん。
親子でお越しいただく方も多く、お母さんが買ったのに「子どもが全部飲んじゃったのでもう一杯」なんてこともありました。また「体調不良の子どもがこれなら飲んでくれる」とお声を頂いたり、早朝から「家族に頼まれて買いに来た」という子も足を運んでくれます。と嬉しそうに話してくださいました。
砂糖不使用で栄養満点。確かにこれならお母さんも安心ですね。
現在、平日18:00〜21:00にカフェバー「リコード」にて「まがりDEバナナリコード店」を営業中(月曜休み)。
サブスクリプションや新トッピング、季節限定商品など、新しいイベントを日々思案中とのこと。東村山駅に来た際はぜひバナナジュースで癒されてください。
●●●DATA
まがりDEバナナ東村山本店
所在地/〒189-0014 東村山市本町2-3-92 wine bar 9内
営業時間/平日 6:00∼9:00
11:00∼14:00
土日祝 11:00∼14:00
定休日/無休
URL/https://tabelog.com/tokyo/A1328/A132806/13252520/
Instagram/https://www.instagram.com/banana_murayama/
Twitter/https://twitter.com/banana_murayama
その他/宅配可能(出前館・ウーバーイーツ・メニュー)
2021/06/01