【東村山市】“路地裏のワンダーランド”絵本専門店『トロル』

絵本・雑貨・おもちゃから保育専門書まで揃う!

東村山駅西口徒歩2分。駅前の放射線状にのびる道をななめに進み交差点に差しかかると、カラフルなトゥクトゥクが目に飛び込んできます。そこが絵本専門店「トロル」です。

トゥクトゥクやキリンのオブジェ、カラフルな看板が目を惹きます

トゥクトゥクを先頭にまるでパレードをしているかのようにたくさんの雑貨が並び、

店先から店内までたくさんの商品が揃っています。

棚には絵本がぎっしりと並べられ、子どもだけでなく大人も興味をそそられるおもちゃや雑貨がキラキラと輝きます。

天井まで活用する工夫が施された棚やラックは、廃材利用や手作りしたものです

もともとは絵本と出会う機会がなかったという店主の関本練さん。大人になってから出会った1冊の絵本「よあけ」(福音館書店)がきっかけで、その世界にのめり込んでいくことになりました。

子どもと一緒に大人が楽しめる絵本もたくさん揃っています

その後、書店店員として勤めたのちに独立し、練馬区富士見台の倉庫を借りて書籍の訪問販売を始めました。やがて、その頃にお客さんが一番多かった東村山に店舗を構えることになりました。

そんな「トロル」のオープンは1980年。今年で42年目となる今も、あの頃と変わらず関本さんは自分の気に入った絵本を気ままに販売しています。

店名の由来は、北欧で愛される森の妖精「トロル」から。実在するのかしないのか…いたずら好きで、どこかとぼけたところがあるイメージに納得です。

人懐っこい笑顔が印象的な店主の関本さん

数ある絵本の中から、『おすすめの1冊』を紹介してくれました。

「おじいちゃんのたびじたく」原作者は韓国のソ・ヨンさん。

誰にでも訪れる最期の時について、暖かく優しい表現で描かれています。家族みんなで読んで欲しい1冊です。

「おじいちゃんのたびじたく」(出版:小峰書店1,540円) 

続いて、店内を案内してくれました。すると、関本さんは雑貨やおもちゃのコーナーで、何か書き始めます。

こちらは、文字や絵を自由に書いたり消したりできる「マグ・パッド」。どのようなしくみで線が浮かんでくるかわかりますか?

書き進めていくと、ポコポコとした感触が楽しくアートにな感じに仕上ります。飲食店などでメニューを書いたり、店頭のサインボードとして使うと目を惹きそうですね。


始めるとついつい夢中になってしまう「マグ・パッド」(大:3,740円 小:2,420円)

その他、季節に合わせたイベント商品も取り扱っています。2月はバレンタインデーの時期なので、かわいい缶入りチョコレートが勢揃い!

それぞれの季節にまつわる絵本をプレゼントに併せて贈るのもステキですね。

クルマや電車のチョコレートは、男の子に大人気!

店の奥は書庫になっていて、保育・福祉関係の専門書がずらりと並びます。

一般の書店ではなかなか手にできない書籍も取り揃えております。

暖簾の奥に、保育・福祉の専門書が揃っています

現在も関本さんは、全国のセミナーや研修会などで絵本・育児書・保育福祉書籍などの訪問販売を行っています。

「日本全国どこへでも行きます!」という関本さんのお話が聞きたいと思ったら、ぜひお気軽に問合わせをしてみてください。

あなたの街にも妖精?妖怪?「トロル」が現れるかもしれませんよ。

閉店時のシャッターも素敵なアート作品です(作者:飯野モモコさん)

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トロル

住所/東京都東村山市野口町1-11-4

URL/http://troll-ren.net/

Instagram/@troll.tuktuk

Twitter/@AllTuktuk

Facebook/https://www.facebook.com/トロル-206133699510591/

TEL/042-392-5304

営業時間/11:00~18:30(土・日曜日は17:00まで)

定休日/お盆・正月休み(定休日なし)

その他/クレジットカード・キャッシュレス決済対応可

2022/02/18

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