国立市に2015年オープンした「アカリベーカリー」は、“日々のパン”がコンセプト。店名は、“食卓の灯りのもと、パンを囲んでみんなが集う”イメージから名付けられました。漆喰の壁に木材が映えるかわいらしい雰囲気のお店で、『魔女の宅急便』でパン屋さんに憧れたという店主と奥さま、数名のスタッフで営んでいます。
店内には約50種ものパンがずらり。食パンやバゲットの他、アンパンやカレーパンなどのオーソドックスな菓子パン・惣菜パンなどを、お手頃な価格で買うことができます。毎日食べられる飽きのこないパンを目指し、副材料が控えられたシンプルな生地が特長。時間をかけてていねいに発酵するため、やさしい食感に仕上がっています。湯種製法でつくる人気の食パン「アカリブレッド」はふんわりもっちり。甘さ控えめでアレンジもしやすく、日々の食卓にぴったりです。

国分寺生まれ、都内に７店を展開するパン屋「ラ・ブランジュリ・キィニョン」。本店は、国分寺駅南口から歩いて５分のところにあります。
キィニョンといえばもちもち食感の「キィニョン食パン」と、生クリームを贅沢に使った「スコーン」。食パンは余計な材料を使わず、湯種製法でもっちりとした仕上がり。翌日もモチモチ感が続き、朝食におすすめだそうです。
スコーンはバター不使用で、代わりに北海道産生乳100％の純正生クリームをたっぷり配合。生クリームが原材料の約50%を占め、「スコーンはもそもそしていて苦手」という方もとりこに。種類は定番のプレーン、紅茶、チョコ、メープルのほか宇治抹茶、かぼちゃ、栗とチョコなど月替りの季節限定商品も常時４種類あります。
本店にはイートインスペースがあり、パンのほか、平日限定のハンバーガーや自家製Jam付のトーストセット、ドリンクなどをいただけます。また絵本の読み聞かせなどのワークショップや、かわいらしい限定パンの販売などイベントも開催しています。

「チクテベーカリー」は、南大沢駅から緑豊かな公園を歩くと見えてくる、マンションの1階にあります。いつも多くの人で賑わう人気ぶりで、グルメサイト100名店への選出もされているお店です。自家製酵母を使用した、ハード系のシンプルなパンが揃うのが特徴で、「噛めば噛むほどおいしい」「小麦の滋味を感じる」と、パン好きをとりこにしています。
自家製酵母の種継ぎを続けてパン作りをしているオーナーの北村さんは美術大学出身。コンクリート打ちっぱなしの独特の店内空間やショップカード、包装紙のデザインなどからも、店ならではのこだわりがうかがえます。
カンパーニュ、バゲット、リュスティックなど料理を引き立てる食事パンのほか、フレッシュな野菜や本格ソーセージなどを挟んだ日替わりサンドイッチなども販売。ナッツやフルーツが練り込まれたパンもあり、日々異なる味と出会えるのもファンを生む理由です。週末用意する果物のタルティーヌやタルトフランベなども人気です。

国分寺駅北口から歩くこと約５分。川越が本店のバニトイベーグル国分寺店は、行列になっていることもしばしば。ショーケースには多彩なベーグルがぎっしり並び、「ほうれん草ベーグル」「かぼちゃとお芋のクリームチーズベーグル」「ブルーベリーアップルシナモンベーグル」「こしあんくるみベーグル」など、眺めているだけでわくわくできます。
100％国産小麦でつくるベーグルは、ほとんど穴が見えず、もっちりずっしりしているのが特長。季節限定品があるのもファンが多い理由。食パンやシナモンロール、メロンパンなどベーグル以外の手作りパンやスイーツも人気です。
イートインスペースではベーグルの「フレンチトースト」（600円・税込）、かぼちゃサラダとサラダにマリネ、デザートがセットの「ベーグル＆カレープレート」（1,000円・税込）、「二層仕立てのチーズケーキ」（480円・税込、以上店内限定メニュー）などのメニューやドリンクを、可愛らしい店内でいただけます。