春の歳事

  • 武蔵御嶽神社日の出祭

    武蔵御嶽神社日の出祭

    修行する山伏の入峰の儀式が発祥と伝わる日の出祭。その名は日の出とともに行われたことに由来するといわれます。祭りは5月7日の宵宮から始まります。神様を白い布の絹垣で覆い御岳平に設けられた御旅所まで闇の中を厳かに進みます。そして翌8日、出発の神事を行った後、神職、猿田彦命、白丁、鎧武者、神輿、稚児そして参列者など約100名からなる長い行列が宿坊の点在する集落を通って神社を目指します。

  • 小平神明宮八雲祭

    小平神明宮八雲祭

    八雲祭。小平神明宮の末社、八雲神社の祭礼です。健速須佐雄命(たけはやすさのおのみこと)を祀っています。悪疫退散・人命救済の御神徳をお持ちで、今世界中が求めている神様ではないでしょうか。4月末の二日間に宵宮祭と神幸祭が行われます。

  • 津雲邸 雛まつり展

    津雲邸 雛まつり展

    3月、雛祭りの季節です。古くは人形(ヒトガタ)に穢れを移して流していた人形を、お祓い後にしまってまた来年飾るように変わっていったひな人形。 青梅市の津雲邸では、毎年「雛まつり展」と称して昭和初期から戦後にかけて衆議院議員の職にあった津雲國利氏のコレクションを展示公開しています。最も古いものは「有職雛」と呼ばれる公家の風俗を忠実に縮小した雛人形で、江戸時代後期のものと伝わっています。

  • 青梅大祭

    青梅大祭

    各地の地名にはいろいろな由来があります。織った布を税の一つ「調」として納めたとされることから「調布」となったり、平な土地が広がっていることから「小平」と名付けられたり、と様々です。東京都北西部に位置する青梅市の「青梅」はどこから来たのでしょう。

  • 大國魂神社くらやみ祭

    大國魂神社くらやみ祭

    5月、府中市のケヤキ並木が新緑の季節を迎えます。正式には「馬場大門のケヤキ並木」と言い、桜通りから甲州街道を渡り大國魂神社まで続く約500mの並木です。その起源については、源頼義・頼家が奥州征伐の途中に戦勝を祈願し、凱旋時に1000本の苗木を寄付したことや、徳川家康が江戸幕府を開いたことを祝して寄進した馬場に植樹をしたなど諸説あるようです。

  • 横中馬獅子舞

    横中馬獅子舞

    獅子舞の名称である「横中馬」。これは横田・中村・馬場の三地域を指します。地域は異なりますが長圓寺の檀家というつながりからこのように呼ばれ、獅子舞を継承しています。獅子舞の起源は不明ですが、保存会の資料によれば、太鼓の胴に宝暦3(1753)年の墨書があることからこの頃には行われていたようです。

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