茅葺き古民家「Galleryわあす」で11月4日（日）～12月22日（土）まで、「世界のサンタ展」が開かれています。サンタコレクターのクロース真桜（まお）さんが欧米やアジア、ロシアなど50か国以上から集めたサンタクロースやサンタグッズが勢ぞろいし、訪れる人たちを楽しませています。

　世界中を回って集めたサンタグッズは1万点以上。呼び名も服装も国によって様々で、子どもたちにプレゼントを配るサンタだけでなく、中には悪い子をムチで打つなど、お仕置き役のブラックサンタもいるそうです。

　子どもの頃からサンタクロースが大好きだった真桜さんは、アメリカ留学中に緑色や青色の服を来たサンタや怖い顔をしたサンタを見つけて、サンタの起源や歴史に興味を持ち、収集を始めました。

　真桜さんは「これまでの概念を変える各国サンタの存在と歴史を知っていただけたら」と18年前から毎年、世界のサンタ展を開いています。

　「サンタは良い子にプレゼントを贈りますが、大人の皆さんにも周りの人への夢や幸せの贈り手になってもらいたい。そんな方々が増えたら世界は平和になるのでは」と、サンタ展に世界平和の願いも込めています。