例年の最盛期=11月中旬〜11月下旬
もみじの種類=もみじ、カエデ、イチョウ、ソメイヨシノ、ケヤキ
都立小金井公園内にある江戸東京たてもの園は、東京の歴史的建造物や文化遺産を次代に継承することを目的に、1993年に開園しました。広大な敷地には、江戸時代の農家や昭和の商店建築など、30棟もの歴史的建造物が移築、復元・展示されています。秋は赤や黄色に色づいた木々が建造物を彩り、園内を歩くと、まるで当時の東京で紅葉狩りを楽しんでいるかのような擬似体験ができますよ。
ここでは、「歴史的な建物と紅葉を一緒に楽しみたい」「家族や友人と広い公園で紅葉狩りがしたい」という方に向けて、江戸東京たてもの園の紅葉についてご紹介します。
「歴史的建造物と紅葉を一緒に楽しみたい」
「家族や友人と広い公園でのびのび紅葉散策がしたい」
「ノスタルジックな気分に浸りたい」
小金井市にある江戸東京たてもの園は、こんな人にぴったりの施設です。江戸時代前期から昭和中期までの文化価値の高い歴史的建造物が移築、復元・展示された園内は、どこかノスタルジー。園内に入ると、時代劇や映画で観たような現実離れした景色が広がります。宮崎駿監督が、スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』を作画する際、江戸東京たてもの園にある建物を参考にしたと言われるのも納得です。
園内は農家や住宅のある西ゾーン、歴史を伝える建造物が並ぶセンターゾーン、下町の街並みを再現した東ゾーンの3つのエリアに分かれています。どのエリアも武蔵野の自然が広がり、秋には歴史的建造物の見学と紅葉散策を一緒に楽しめます。また、毎年11月の期間中はライトアップイベントを開催。建物と紅葉が夕闇に浮かび上がる幻想的な夜を過ごせます。
●江戸東京たてもの園の3つの特徴
・歴史を学びながら紅葉を楽しめる
・紅葉ライトアップが開催される
・広い園内で家族や友人とのんびり過ごせる
江戸東京たてもの園の紅葉の見ごろは11月下旬~12月上旬。ケヤキやコナラ、クヌギなどの背の高い木々が風に揺られ、オレンジ色の木の葉がひらひらと舞います。
紅葉の主役は、日本家屋との相性抜群の真っ赤なイロハモミジです。第20代内閣総理大臣で、明治から昭和のはじめに活動した政治家、高橋是清の住まいの一部を移築した、高橋是清邸の庭のイロハモミジは特に圧巻。建物を囲う松の木の間に赤を加え、訪れる人の目を奪います。
例年11月中旬から下旬ごろに開催されるライトアップイベントは特に人気。照明デザイナーが監修したやさしい光によって、歴史的建造物や色づいた木々が夕闇に浮かび上がる幻想的な景色が広がります。
江戸東京たてもの園の外にある、約80ヘクタールの広大な公園、小金井公園では、イロハモミジのほか、ケヤキやイチョウなどさまざまな種類の紅葉が見られます。江戸東京たてもの園を訪れる際は、小金井公園の紅葉もチェックしてみてください。
施設名 | 江戸東京たてもの園 |
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住所 | 〒184-00015 小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内) |
TEL | 042-388-3300 |
営業時間 | 4月~9月 9:30~17:30 10月~3月 9:30~16:30 |
定休日 | 月曜(祝日または振替休日の場合はその翌日) |
料金 | 一般 400円 65歳以上 200円 大学生 320円 高校生・中学生(都外) 200円 中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無料 |
公式サイト | https://www.tatemonoen.jp |
アクセス | JR中央線「武蔵小金井駅」北口から、西武バス2、3番のりば乗車、「小金井公園西口」下車。徒歩5分。 または、関東バス4番のりば乗車、「江戸東京たてもの園前」下車。徒歩3分 ●JR中央線「東小金井駅」北口から、CoCoバス(小金井市コミュニティバス)のりば乗車、北東部循環「たてもの園入口」下車。徒歩10分 ●西武新宿線「花小金井駅」南口から、西武バス「南花小金井」のりば武蔵小金井駅行き乗車、「小金井公園西口」下車。徒歩5分 |
駐車場 | あり |
※最新の情報は公式サイトをご確認ください。