西武国分寺線・鷹の台駅。近くに武蔵野美術大学や津田塾大学などがあり、学生も多いこの街は、玉川上水沿いの豊かな自然とノスタルジックなカフェや商店が点在する人気のエリアです。
改札を出てすぐ目の前の「たかの台本通り」沿いにtorpet(トルペット)はあります。全面ガラス張りの外観と、木のぬくもりを感じる店内はとても開放的で気持ちの良い空間。
ここでは現地の味をそのままに再現した、スウェーデンパンを買うことができます。
北欧の国・スウェーデンでは、短い夏を自然の中に建てられたトルペットというサマーハウス(別荘)で過ごすそうです。
スウェーデンの大学に留学経験があるオーナーの小原愛さんは、自身の経験から、自然豊かな鷹の台でそれを体現できたらと、2020年10月にこのお店をオープンしました。
留学中に出会い、現在このお店で製パンを担当するアダムさんと一緒に、現地で二人が見つけたお気に入りのベーカリーや、カフェをイメージしながらレシピを考案。現地の味をそのまま活かしたパンや焼き菓子を販売しています。
スウェーデンのパンは、生地がしっかりと詰まっていて、どっしりとした食感が特徴です。噛み締めるごとに口の中に小麦の旨味と甘味が伝わります。
定番&人気商品である、シナモンロールとカルダモンロール(各330円・税込)は、どちらもカルダモンの爽やかでエキゾチックな香りが、鼻の奥と口いっぱいに広がります。甘さとスパイシーさのバランスが良く、コーヒーとの相性が抜群です。
使用するカルダモンはパウダーでなく、種をその都度挽いて香り豊かに仕上げるのがこだわり。
日本では珍しいカルダモンロールですが、スウェーデンのベーカリーには必ず置いてあるそう。一度味わうとこの風味の虜になってしまうお客様も多いそうですよ。
また、隠れた人気商品であるライ麦の黒パンは、キャラウェイの爽やかな香りと、そのプチプチとした食感が心地よく、しっかりと中身が詰まっていて食べ応え抜群。
薄くスライスしてバターやチーズ、ハムをのせてオープンサンドにするのがスウェーデン流です。サンドイッチにしてピクニックに持っていけばオシャレなランチになりそうです。
『スウェーデンの街角にあるような、日々の生活に寄り添うベーカリー』がコンセプトの「torpet(トルペット)」では、現地のスタイルのパンを通して、スウェーデン人が大切にしているFIKA(フィーカ)の魅力を提案しています。
FIKAとは、スウェーデン人にとって日々の欠かせない、リフレッシュ&コミュニケーションの時間。家族や友人、職場の仲間と、甘いものを食べながらコーヒーを飲み会話を楽しみます。
店内と外に置かれたベンチでイートインもでき、バリスタが淹れたハンドドリップコーヒーや、お気に入りのパンをその場で楽しむこともできます。
自然豊かな鷹の台のサマーハウス「torpet」で、爽やかな香りのカルダモンロールと、個性豊かなその日のお勧めコーヒー片手に、スウェーデン流のFIKAの時間を過ごしてみませんか。
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Instagram=@torpet_bakery
施設名 | torpet(トルペット) |
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住所 | 東京都小平市鷹の台38−5 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 土日祝9:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://torpet.theshop.jp/ |
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