青梅線・五日市線沿線には、酒蔵やクラフトビール、夏野菜など、こだわりのグルメを提供するお店が数多くあります。夏のおでかけと合わせて立ち寄りたいお店をピックアップしました。
酒蔵の酒粕で作った絶品「甘酒かき氷」
沢井駅から徒歩約5分。青梅の酒蔵「小澤酒造」が運営する庭園です。オープンテラスの園内では湯葉そばや甘酒、みそこんにゃくなどの軽食が楽しめるほか、澤乃井のお酒をはじめ、わさび漬け、酒まんじゅう、うの花饅頭、豆腐などの豊富なお土産品を購入できます。
御岳渓谷のせせらぎと涼やかな風を感じながら、日本酒片手にゆったりとくつろげます。
奥多摩の大自然とともに、オリジナルクラフトビールを堪能できる店。2018年6月の醸造所拡大にともない、ラインアップも拡充しました。テラス席からの眺めは抜群で、川のせせらぎとともに優雅に飲食できます。駅前には缶ビールの持ち帰り専門店「ボトルショップ」も。キャンプ場で楽しむ缶ビールの購入にぴったりです。
フードメニューも充実する同店のおすすめは、ホットドッグや牛肉のトマト煮込み。オリジナルのクラフトビールとの相性は抜群です。駅前の「ボトルショップ」では保冷バッグやTシャツなど、オリジナルグッズも購入可能です。お土産にも最適です。
青梅生まれのブランド豚、東京Xを使用した「肉南ばん 1,150円(税込)」
大正4年創業の玉川屋は、古民家の佇まいを残す茅葺屋根の老舗蕎麦店。御岳渓谷の真上に位置し、山々に囲まれたロケーションには圧巻です。
「私もこの家で育ちました」と、3代目ご主人宮野敏彦さんは話してくれました。もともと民家だったものを、店舗として改装。「若い方にとっては茅葺屋根が新鮮なようで、よく写真を撮っていますね」とご主人。同店には井伏鱒二、太宰治、木山捷平、徳富蘇峰らも足繁く通っていたそうで、店内には色紙がたくさん飾られています。フランス駐日大使クローデル夫婦や、資生堂初代社長など、多くの著名人に愛された名店です。
南アルプス・八ヶ岳の天然氷のかき氷
あきる野市小川にある森田家の敷地内にある「見世蔵 久森」。森田家は、古くはこの地域の庄屋をつとめ、現在の当主である森田康大さんは18代目となります。約6,000㎡という広大な敷地には、国の登録有形文化財にもなった主屋、見世蔵、前の蔵、味噌蔵、西蔵、旧米蔵、御看経堂、門、板塀があり、一足足を踏み入れれば、まるでタイムスリップしたかの様な光景が広がります。
JR武蔵五日市駅から徒歩20分にある松村精肉店は、東京のブランド肉「秋川牛」「下田さん家の豚(青梅豚)」「東京しゃも」すべてを取り扱う、都内でも珍しい精肉店。BBQでワンランク上の食材を揃えるなら、ぜひ立ち寄りたいお店です。
専務取締役の松村さんは、あきる野市を盛り上げるため「お肉屋さんとして、何かできることはないか」と、秋川牛のブランドの立ち上げに尽力しました。竹内牧場で育った「A4等級以上」の牛だけが、秋川牛として販売することが許されます。同店では、秋川牛を1頭単位で購入するため、鮮度の良い状態で販売することができると、松村さんは話します。今では、あきる野市を代表する物産品となった秋川牛は、霜降りでもしつこくなく、濃厚な味わいが特徴。「BBQには、カルビがオススメ」だそうです。
BBQ食材を揃える際に立ち寄りたいのが、秋川ファーマーズ。ここでしか買うことのできない加工品や新鮮野菜を求め、遠方から訪れる方も多いそう。テレビでも紹介される、全国的にも有名な直売所です。
新鮮な朝取れ野菜を買うなら、朝一に訪れましょう。なす、ピーマン、玉ねぎなどのBBQ定番食材に加え、おすすめはじゃがいも。薄くスライスし両面を焼くと、美味しくいただけます。
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店主 宮野敏彦さん「つゆは 若干濃い目ですので、お好みに合わせて召し上がってください」