JR中央線立川駅より徒歩約15分。立川市錦町の立川通り沿いに、甘味処『甘味 ふじむらさき』はあります。
奥行きのあるゆったりとしたカウンター席。テーブル席もあり、カウンター奥には和モダンなアンティーク家具が並んでいます。
店主一人で切り盛りするシックで落ち着いた店内は、甘味処ながらまるで割烹のような雰囲気。
こちらでいただける、夏のおすすめ和スイーツは「白玉みつまめ」(700円・税込)。
目の前で粉から仕上げられる、ひんやりもちもちの白玉団子と、丁寧にカットされた寒天。手間暇かけて煮られた大納言と赤えんどう豆の優しい甘さが三位一体となり、シンプルながらも味わい深いひと皿です。
沖縄県波照間島の黒糖と白ザラメを使ったすっきりとした甘さの黒蜜をかけながらいただきます。
また自家製のバニラアイスを追加して、クリーミーさとひんやり感をアップさせて楽しむのもおすすめですよ。
今年の10月で3年目を迎える『甘味 ふじむらさき』は、店主の山下さんが調理から接客まで、一人で切り盛りする甘味処です。
もともと懐石料理店の職人でしたが、自分らしい働き方を実現するために独立。これまでの経験と新しい知識を取り入れ、あえて和食店ではなく、この辺りでは数少ない甘味処というジャンルでお店をオープンしました。
甘味の大切な要素となる「あんこ」にこだわり、粒あん、こしあん、煮豆は、全て一から丁寧に手作りされています。「美味しいあんこはふじむらさき色」と言われているそうで、小豆を煮て砂糖を入れる直前、鍋全体が美しいふじむらさき色になるそうです。そして、店名にもその思いが込められています。
山下さんの師匠が残したレシピを再現した「久」(450円・税込)という葛豆富もこのお店でぜひ味わっていただきたい一皿です。
一口食べた瞬間に、驚きのクリーミーさと、ローストしたカシューナッツの甘くナッティーな風味が口いっぱいに広がります。
懐石料理の先付けなどで出されることの多い、葛豆富ですが、この味わいはまさしくスイーツ。
「甘味ふじむらさき」では店主が一つひとつ手間暇かけて作る、和のスイーツが味わえます。
みつ豆や葛豆富、かき氷など、夏にはひんやりと涼しげなメニューが用意されています。
居心地の良いカウンター席で、ほうじ茶を一口飲んでほっと一息。
目の前で仕上がる臨場感を味わいながら、ゆっくりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか。
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施設名 | 甘味 ふじむらさき |
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住所 | 東京都立川市錦町3-12-16 |
TEL | 042-800-1658 |
営業時間 | 平日/11:00~16:00 土・日・祝日/11:00~17:00 |
定休日 | 火・水曜日 |
公式サイト | https://www.fujimurasaki.jp |
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