例年の最盛期=11月中旬〜11月下旬
もみじの種類=イロハモミジ、イチョウ、ケヤキ、カキ
都立殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)は、JR国分寺駅から徒歩約2分の場所にある、国指定文化財(名勝)の日本庭園です。駅前の雑踏を抜け、園内に一歩足を踏み入れるとそこは別世界。街の喧騒が消え、静寂に包まれた庭園が広がります。
ここでは、「日本庭園で紅葉を楽しみたい」「駅近の紅葉スポットを探している」という人に向けて、都立殿ヶ谷戸庭園の詳細をたっぷりお伝えしていきます。
「日本庭園で紅葉を楽しみたい」
「都内で駅近の紅葉スポットを探している」
「歴史ある庭園でのんびりしたい」
国分寺市の都立殿ヶ谷戸庭園は、こんな人におすすめの紅葉スポットです。都立殿ヶ谷戸庭園は、多摩川が10万年以上の歳月をかけて武蔵野台地を削ってできた、国分寺崖線の段丘にあります。国分寺崖線の斜面の高低差を生かした回遊式林泉庭園とも呼ばれ、崖の上から崖下にかけて、芝生、竹林、湧水池、樹林と、雰囲気が一変する造園手法が見どころのひとつです。
樹林はもちろん、「東京の名湧水57選」に選ばれた湧き水などのある、自然豊かな土地です。紅葉の時期に園内を赤く染め上げるのは、約200本のイロハモミジ。庭園を赤く彩るその景色をひと目見ようと、秋は多くの人でにぎわいます。
●都立殿ヶ谷戸庭園の3つの特徴
・JRほか各線・国分寺駅から徒歩約2分と好アクセス
・静かな日本庭園の紅葉が楽しめる
・国分寺崖線の自然豊かな土地
その落ち着いた景観を求めて、1年を通して多くの人が訪れる都立殿ヶ谷戸庭園ですが、秋は特に人気のシーズン。紅葉の見ごろとなる11月中旬~12月上旬になると、約200本のイロハモミジが真っ赤に染まり、庭園に情熱的な色を加えてくれます。
崖下にある次郎弁天池の周辺は、特にイロハモミジが多い場所。紅葉狩りに来る方のほとんどが足を止めるポイントです。
池のそばから見る景色もキレイですが、おすすめのビュースポットは庭園上段にある紅葉亭からの景色。数寄屋作り風の茶室からは、池にかかる真っ赤なイロハモミジを見下ろせます。日本庭園の緑と池に紅葉の赤が映え、その美しい景観を目の前にすると思わず息をのんでしまいます。
施設名 | 都立殿ヶ谷戸庭園 |
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住所 | 〒185-0021 国分寺市南町2-16 |
TEL | 042-324-7991(殿ヶ谷戸庭園サービスセンター) |
営業時間 | 9:00~17:00(入園は16:30まで) |
定休日 | 年末年始 |
料金 | 一般 150円 65歳以上 70円 (小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料) |
公式サイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index036.html |
アクセス | JR中央線、西武国分寺線、西武多摩湖線「国分寺駅」より徒歩約2分 |
駐車場 | あり |
※最新の情報は公式サイトをご確認ください。