檜原街道から秋川渓谷瀬音の湯へ通じる長さ96mの歩行者専用の吊り橋。橋の上から見る秋川の清流と紅葉が織りなす景観は素晴らしく、訪れた人を魅了します。
JR武蔵五日市駅から檜原方面行バス「十里木」下車、徒歩約3分
☎042-558-1111(あきる野市観光まちづくり活動課)
茅葺の山門そばに2本の大イチョウがそびえ、11月中旬~下旬にかけて黄葉します。葉が落ちると、辺り一面が黄金色のじゅうたんを敷き詰めたようになります。
JR五日市線武蔵五日市駅から徒歩約30分
☎︎042-558-1111(あきる野市観光まちづくり活動課)
全長約20kmの秋川渓谷には多くの橋があり、西青木平橋はあきる野市域で最も上流にかかる橋。左岸の東屋脇の階段を下り、河原から見上げる紅葉の美しさは格別です。
JR武蔵五日市駅から檜原方面行バス「畔荷田」下車、徒歩約2分
☎042-558-1111(あきる野市観光まちづくり活動課)
明治時代の古民家が再生されて、人が集まるコミュニティ施設に
築130年を超える古民家が再生されて今年8月、五日市の魅力を伝える複合施設「五日市中宿 壱番館」に生まれ変わりました。1階は「五日市 体験茶や」と手ぬぐい専門店「きれ屋」、2階はイベントスペースです。
運営しているのは、「五日市を東京のふるさとに」と集まった都会人と地元の人たちで発足した「ごえん分校」。「五日市 体験茶や」は、平日はカフェに、土・日は「1day体験ツアー」の拠点になります。絹のストールの泥染め、木工、紙漉きなど五日市に伝わる伝統工芸や文化が体験でき、地場産の旬の食材を使ったランチも楽しめます。
壱番館2階では落語、ミニライブなどのイベントを開催。レンタルスペースとして貸し出しも
「五日市 体験茶や」入口
「五日市 体験茶や」の内装やテーブルには多摩産材を活用
「貴重な伝統文化を後世に伝えていきたい」と語る「五日市 体験茶や」の坂本司さん
●抹茶セット(炭和菓子と季節の和菓子付)1,000円 コーヒー500円 住所:あきる野市五日市1
JR武蔵五日市駅から徒歩約10分 11:00~19:00 月・木・金曜営業 ☎042-588-5202
多摩産材に触れながら、地域の自然と産業、歴史を楽しむコースです。また、秋ならではの森の風景や清らかな川の流れを堪能しながら散策できます。スペシャルデーには地域と学生によるおもてなしがあります。
左から有馬先生、佐藤駅長、増田さん
「地元の方や文化に触れて、五日市の魅力を満喫できるコースを考えました」と話すのは帝京大学観光経営学科3年の増田健太さん。ゼミ仲間6人で五日市を何度も訪れ、自然の美しさと伝統文化を大切にする人々の情熱に感動し、地域特有の多摩産材などに触れられるコースを考えたそうです。
「学生目線で作ったコースなので、若い人にもぜひ歩いてほしい」とゼミを率いる有馬貴之先生。スペシャルデーには学生の”おもてなし”が待っています。
今回のコースを考えた有馬ゼミ(観光資源マネジメント研究室)のメンバー(左から横川さん、西村さん、石関さん、クリスタルさん、増田さん、青木さん)
市や地域の方々と一緒に、秋川渓谷のPRイベントにも参加しました。
佐藤駅長から駅の仕事などについてのインタビューの様子
大学ではおもてなしの方法や注意事項を話し合い、当日に向けて準備を進めています。
佐藤駅長と多摩産材を使ってリニューアルされた武蔵五日市駅の見所を一緒に探しました。
戸倉しろやまテラスではこの地域の自然の事についても知ることができます。
各自ご持参いただくか割烹佐五兵衛、戸倉しろやまテラスなどでお召し上がりいただけます(有料)。
木々に囲まれた石積みの小さな館。木の扉を開けて一歩中に入ると、そこは幻想的なアートの世界。淡い照明の中に、木やブロンズの少女像、木と和紙の灯りのオブジェ、NHK連続人形劇「プリンプリン物語」の人形たちが浮かび上がります。
「深沢小さな美術館」は造形作家、友永詔三さんのアトリエに隣接した私設の美術館。180年前の古民家を自力で何年もかけて改築・改装した館で、友永さんの独創的なセンスが随所に光っています。
美術館に併設してカフェがあり、庭の紅葉や池の鯉を見ながら、ゆったりした時間が過ごせます。
美術館へは森の妖精zizi(ジィージィー)が案内
池の鯉
プリンプリン物語の人形たち
清冽なエロスをたたえた少女像
木や和紙を使ったオブジェ
故郷の四万十川をテーマにした作品
ピエロをモチーフにした灯りのオブジェと少女像
美術館に併設のカフェ
国内外で企画展、個展を開催
造形作家 友永詔三(あきみつ)さん
●入館料は大人500円/小中高生300円、併設のカフェはコーヒー、紅茶500円(美術館入館者は100円引き)
住所:あきる野市深沢492 JR武蔵五日市駅から徒歩約45分 タクシー約10分 10:00~17:00 水・木曜休館 冬季(12月~3月)は閉館 ☎042-595-0336
盆堀川沿いの森の中に、ひっそりたたずむギャラリーとレストラン。ここは美術品の鑑定や収集をしている団体が「五感を使ってアートを楽しんでほしい」と開いた「ボンボリアートヴィラージュ」です。
ギャラリー・ネオ・エポック 1階にはクラフトのアクセサリーや布物、2階には古代エジプト、ローマ時代のトンボ玉を中心に名画や陶器を展示・販売しています。館内は、まるで立体迷路に入り込んだような不思議空間。西洋の古城にいるような雰囲気が味わえます。
ギャラリーの向かいにある「メリダ」は、美術を観賞しながら地中海料理が味わえるレストラン。壁にはピカソやロートレックの絵や版画が飾られ、棚には古伊万里の壺がさりげなく置かれています。
ギャラリー1階
多摩在住のクラフト作家の作品などを展示販売
独創的な作品の中から自分だけの宝物を探すのも楽しい
貴重な装飾品だった古代のトンボ玉も展示
トンボ玉の説明をする田畠千里さん
メリダ店内
メリダで一番人気のパエリアランチ
新メニューの牛肉のカルパッチョ
フランス語、スペイン語、英語が堪能。「美術品も料理も、五感を使って楽しんでください」メリダ 野本昌美さん
「掌(たなごころ)で触って感じて」と田畠千里さん
住所:あきる野市戸倉1514 JR武蔵五日市駅から檜原方面行バス「沢戸橋」下車 徒歩約20分
●ギャラリー・ネオ・エポック
10:30~18:30 月・火曜定休(祝祭日は営業) ☎042-533-7978
●地中海料理 メリダ
パエリアランチ1,800円(スープ、サラダ、コーヒー又は紅茶付き)、ブイヤベース1,200円、牛肉のカルパッチョ1,000円・1,500円、トルティーリャ800円、自家製サングリア50㎖250円 ランチ11:30~14:30 ディナー18:30~21:30 月曜定休(祝祭日は営業) ディナーと火曜のランチは予約のみ ☎042-595-3298
秋川渓谷の美しさに惹かれて約40年前、都心から五日市に移り住んだデザイナーの高橋敏彦さん。以来毎年、秋川渓谷の観光ポスターを手掛け、その作品は日本観光ポスターコンクールで金賞を受賞しています。描かれているのは秋川渓谷の自然や五日市の伝統文化。温かみのある絵に、独特のタッチで書かれた文字が調和したポスターは多くの人に愛されています。
高橋さんの自宅があるのは乙津花の里。風流な門をくぐり、庭の小道を進むと小さなカフェがあります。隣接のミニギャラリーでは、高橋さんの書画が鑑賞できます。
店内の様子
隣接のミニギャラリー
グラフィック・インテリアデザイナーとしても活躍中の高橋敏彦さん
「5種類の生豆を焙煎し、季節や天候を考えてベストな状態でブレンドしています」
茶房むべ 高橋トカさん
●季節の花が活けられ、窓からは紅葉した山々が望めます。好きなカップが選べるのも人気。コーヒー750円、レアチーズケーキ・季節のフルーツ添え750円。土日・祝日はランチあり(数量限定)
住所:あきる野市乙津1312 JR武蔵五日市駅から檜原方面行バス「荷田子」下車 徒歩約3分 11:00~18:00 無休 ☎042-596-4335
檜原村のタクシー会社「横川観光」は今年6月、9人乗りのジャンボタクシーを導入しました。「秋川渓谷の紅葉はとてもきれい。お勧めの穴場へご案内しますよ」とドライバーの石川綾子さん。皆で一緒に乗れば会話も弾みます。
●初乗り2km810円、以降248mごとに90円 貸し切りは1時間6,420円 前日までに要予約 ☎0120-489-083
このページの情報は特に記載のない限り2016年9月現在のものです。●料金、営業時間、定休日などは変更になる場合がありますので事前にご確認ください。●交通機関・徒歩などの所要時間は目安です。●掲載の写真・マップ・イラスト等はすべてイメージです。●イベントは内容・期間などが変更される場合がありますので事前にご確認ください。●紅葉の見頃は気象状況に左右されますので、お楽しみいただけない場合もございます。●掲載されている価格は2019年9月末までの価格です。消費税率改正に伴い2019年10月1日より変更となる場合がございます。