癒しと季節を楽しむ、東京西エリア 青梅線・五日市線の旅

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レトロな街並みで歴史的建造物に出会う 〜青梅〜

レトロな街並みで歴史的建造物に出会う 〜青梅〜
2016/09/18

青梅でレトロな街並みを巡ってみよう

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おすすめコース Ome

  • JR青梅駅
  • 青梅宿・津雲邸
  • 宗建寺(裏宿七兵衛の墓)
  • 青梅織物工業協同組合
  • dining&gallery 繭蔵(まゆぐら)
  • JR東青梅駅
青梅 Ome

「青梅宿・津雲邸」

“格式と建築美”ベールを脱いだ昭和初期の名建築

 歴史が息づく街・青梅は、古くからの町並みや建造物が残り、商店街では「昭和レトロの街」をテーマに町おこしを展開しています。

 その街中にある「青梅宿・津雲邸」が歴史資料館として整備され、2年前から一般公開を始めました。

 地元選出の衆院議員、津雲国利 (1893 -1972)の旧宅で、昭和初期に京都から宮大工を招き、地元の大工、職人たちが、日本建築の粋を結集して建てた純和風家屋です。内部は和・洋・中の異なる建築手法が取り入れられています。

 個人宅のため、長年人の目に触れることがありませんでしたが、「昭和の名建築」の呼び声が高く、国利氏の孫・薫さんが「放置しておくのはもったいない。商店街の町おこしとリンクできれば」と公開に踏み切りました。

 玄関、各部屋の天井、床の間などの意匠や部材が見事で、床柱や梁、桟、欄間などにも繊細な細工が施されています。

 格式の高さ、建築の美しさがうかがえ、見学者からため息がもれます。「すす竹の間」は茶房として活用され、名建築の中での一服が味わえます。

石積みの塀が重厚感を醸し出す

  • かつての応接間を展示室に活用

  • 繊細な作りが特長的な、2階の大広間

この秋の特別展「江戸の文化を読み解く」

江戸風俗浮世絵大鑑の中の歌川豊廣「夕涼」などの版画、浮世絵、屏風など。講演会や箏端唄、尺八のライブも。

10月1日~12月4日の開館日

館主・津雲薫さんは国利氏の孫。「地域の多くの人に支えられて、この家を公開することができました」

青梅宿・津雲邸

国利氏は仏像などのコレクターとしても知られ、館内で収集した美術品を常時展示しています。年3回の特別展の中、2~3月は「ひなまつり展」を開催。江戸後期の有職雛、御所人形、江戸・七澤屋製の雛道具等を展示。

●開館日=金、土、日と祝日の10:00〜16:00 入館料300円、高大生200円(特別展は500円、小中学生200円)

住所:青梅市住江町72-2 ☎0428-27-1260

健脚祈り、手を合わせる「宗建寺・裏宿七兵衛の墓」

 臨済宗・宗建寺には、中里介山の歴史小説『大菩薩峠』に登場する義賊・裏宿七兵衛の墓があります。七兵衛は江戸中期、市内裏宿町に住んでいた百姓で、夜になると盗賊に変身。悪徳商人から金品を盗み、貧者に分け与えたといわれています。一晩で十数里を走った健脚の持ち主として知られ、今もお参りに訪れる人がいます。

●住所:青梅市千ヶ瀬町6-734 ☎0428-22-3580

“織物の町”の名残とどめる「青梅織物工業協同組合」

サクラファクトリーの一部は、貸アトリエとして活用している

青梅が「織物の町」として全国に知られた大正から昭和にかけて、その中心になっていた建物群があります。織物会館(昭和15年頃建築)、旧発券倉庫(繭蔵=昭和以前に建築)、旧織物加工工場(サクラファクトリー=昭和10年頃建築)、旧都立繊維試験場(BOX KI-O-KU=昭和10年頃建築)の4棟が2016年に、国登録有形文化財の答申を受けました。見学は一部可。

  • 織物会館には現在、組合事務局が入る

  • ノコギリ屋根のサクラファクトリー

  • 「青梅夜具地」も見ることができる

  • イベントスペースとして利用されている「BOX KI-O-KU」

石造りの蔵で野菜中心のメニュー
dining & gallery 繭蔵(まゆぐら)

 大谷石造りの織物倉庫を再生利用した創作和食のカフェレストラン。地元農家とのつながりを大切にするなど安全で安心な食材を使用。落ち着いた空間で、心と体にやさしい料理が味わえます。旬の野菜を中心に、素材の持ち味を生かしたメニューが人気。2階にはギャラリーがあります(非開催時はハンモックの憩いの空間になります)。

  • 野菜中心の創作料理が人気

  • ひと手間を惜しまず調理する

  • 蔵を改修した独特の空間が広がる

  • 2階のギャラリーは、ときにはハンモックの憩いの空間へ

dining & gallery 繭蔵(まゆぐら)

●11:00~17:00 14時までのランチは、一汁五菜、ごはん(玄米か五穀米)、デザートの繭膳(1600円=写真㊤)など。無休だが、イベント開催時には早じまいすることも。

住所:青梅市西分町3-127 ☎0428-21-7291

駅からハイキング&ウォーキングイベント 予約不要
  • 河辺駅
  • 10月1日〈土〉〜10月16日〈日〉

文化財見学と霞川のんびりハイキング

塩船観音寺を中心に、青梅東部地域の歴史と文化の魅力を再発見していただき、自然豊かな霞川沿いの健康ウォーキングを満喫してください。

昼食について

各自ご持参いただくかコース上の飲食店(有料)でお召し上がりいただけます。

  • ○起点駅/東京都・青梅線河辺駅
  • ○受付場所/河辺駅改札口正面
  • ○受付時間/9:00〜11:00
  • ○所要時間/約3時間30分(施設での見学時間含む)
  • ○歩行距離/約9km
  • ○イベントゴール時間/安全にご参加いただくため16:30までにゴールしてください。
特典告知
  • ※塩船観音寺売店にて、毎日先着100名様にお団子1本をプレゼントします(9:00〜15:00)。
  • ※駅からハイキング参加者は、塩船観音寺本堂拝観料通常有料のところ無料で拝観できます(9:00〜15:00)。
ご注意
  • ※スタート駅とゴール駅が異なります。
  • 御嶽駅
  • 10月18日〈火〉〜12月11日〈日〉
  • ※毎週月曜日を除く

紅葉の御岳渓谷散策と橋めぐり

紅葉を楽しむと共に青梅を代表する2つの橋(JR青梅線「軍畑鉄橋〈奥沢橋りょう〉」と土木遺産に認定された「奥多摩橋」)を訪ねつつ、多くの橋の上から多摩川などを眺めるコースです。

昼食について

各自ご持参いただくかコース上の飲食店(有料)でお召し上がりいただけます。

  • ○起点駅/東京都・青梅線御嶽駅
  • ○受付場所/青梅市御岳交流センター
  • ○受付時間/9:10〜11:30
  • ○所要時間/約4時間30分(施設での見学時間含む)
  • ○歩行距離/約9km
  • ○イベントゴール時間/安全にご参加いただくため16:30までにゴールしてください。。
特典告知
  • ※玉堂美術館、櫛かんざし美術館および吉川英治記念館で入館割引があります。
  • ※おくたま路で食事および入浴の割引があります。
  • ※澤乃井ガーデンで毎日先着50名様に「甘酒」のサービスがあります(10月22日〈土〉を除く)。
ご注意
  • ※スタート駅とゴール駅が異なります。
  • ※玉堂美術館、櫛かんざし美術館、吉川英治記念館およびおくたま路は別途費用がかかります。
  • ※玉堂美術館の開館時間は10:00です。
  • ※吉川英治記念館は12月は休館です。
青梅・五日市線エリアのイベント情報※イベントは中止・変更の可能性があります。

青梅宿アートフェスティバル
「猫たちの御岳杣歌(みたけそまうた) BON DANCE 青梅宿」

レトロな街並みの青梅駅周辺で、様々なジャンルの作家が参加し、企画されたアートイベントです。期間中、店のショーウィンドーを作家が作品展示する街中アートギャラリーや、メインの2日間では、猫のお面作りや、お面をかぶっての盆踊りなど、楽しい催事が盛りだくさんです。

会場周辺の地域の皆さん。作家さんと一丸となってイベントを盛り上げます。今年は、70才以上のファッションショー「ババコン」も開催。

●11月19日(土)20日(日)10:00~17:00
※12日(土)~
街中アートギャラリー展示 JR青梅駅~JR東青梅駅周辺 ☎0428-20-0355(青梅赤塚不二夫会館)

このページの情報は特に記載のない限り2016年9月現在のものです。●料金、営業時間、定休日などは変更になる場合がありますので事前にご確認ください。●交通機関・徒歩などの所要時間は目安です。●掲載の写真・マップ・イラスト等はすべてイメージです。●イベントは内容・期間などが変更される場合がありますので事前にご確認ください。●紅葉の見頃は気象状況に左右されますので、お楽しみいただけない場合もございます。●掲載されている価格は2019年9月末までの価格です。消費税率改正に伴い2019年10月1日より変更となる場合がございます。