思わず出掛けたくなる季節がやってきました。好奇心と爽やかな風に身を任せて、アクティビティからグルメまで、心ゆくまで楽しんでみませんか。さあ、新しい出会いと感動を探しに、ちょっとそこまで小旅行に出発です。
奥多摩から青梅の市街地まで約20kmの下り坂を、風を切って走るアクティビティ。クロスバイク、マウンテンバイク、電動自転車が借りられ、自然や歴史を巡るお勧めコースや、グルメスポットも案内してくれます。季節に合わせ、ピザ作り、そば打ちなどが体験ができるイベントも開催。
「奥多摩、青梅エリアは、四季を通じて楽しめるスポットが満載です!」と大友さん
住所:西多摩郡奥多摩町氷川197 9:00~17:00(貸出し受付は15:00まで)不定休のため事前予約、来店前の問い合わせがお勧め。JR奥多摩駅から徒歩約1分 ☎0428-74-9091/080-1024-4617
晴れ渡る空、美しい緑、サラサラと流れる水のせせらぎ。この上ない極上の景色を五感で体感してみましょう。
魚道とは魚の遡上を可能にするための特殊な水路のこと。白丸ダムの魚道は高低差27m長さ330mで日本最大級。地下へと続くらせん階段が特徴で、土日・祝日は見学も可能です。
魚道は一方通行で出口の階段を上って外へ出ると、白丸ダムとエメラルドグリーンの白丸湖が一望できます。
また白丸湖からの観光放流・維持放流を利用して発電する発電所でもあります。発電機はダムの下にあり、外からは確認できません。
中を見学することができます。
魚道の出口の階段を上って外へ出ると、一望できるエメラルドグリーンの白丸湖
JR白丸駅から徒歩約20分 開館:土日祝10:00~16:00(4月から)(7月15日~8月31日は平日も開館)
☎0428-83-2152(奥多摩町観光産業課)
巨岩、奇岩が連なる渓谷美が魅力です。新緑や紅葉の頃がひときわ美しく、多くの観光客が訪れます。「鳩ノ巣小橋」からの風景は圧巻で、周辺にある「双竜の滝」と併せて素晴らしい景観を楽しむことができます。
四季によって雰囲気は変わり、写真を撮る人や、ハイキングを楽しむ人など多くの方が訪れます。上流側には白丸ダムがあり、日本最大級のトンネル式魚道があります。
鳩ノ巣渓谷は何度か大火災のあった江戸市中の復興材を流送するための貯水場だった歴史があります。
巨石・奇岩の間を多摩川が流れるワイルドな渓谷美が特徴。
厳かな雰囲気も鳩ノ巣渓谷の魅力の一つ
地名の由来である水神様
JR鳩ノ巣駅から徒歩約10分
☎0428-83-2152(奥多摩観光協会)
青梅の酒蔵「小澤酒造」が運営する美しい庭園。新緑に囲まれた御岳渓谷、眼下には清流・多摩川が流れ、散策やハイキングのくつろぎの場所として、知る人ぞ知る隠れた癒しのスポットです。
売店やお土産どころ、きき酒処も併設し、銘酒「澤乃井」はもちろん、わさび漬けなどの酒の肴や敷地内の工房で作るまんじゅう、軽食なども販売しています。
心地よい川のせせらぎ、鳥のさえずりをBGMに、五感で感じる癒しの時間が過ごせます。
うの花まんじゅう1個120円 酒まんじゅう1個100円 生原酒タンク量り売り700円(300ml ) 10:00~17:00(軽食11:00~16:00) 月曜定休(祝日の場合は火曜日)
住所:東京都青梅市沢井2-770 JR沢井駅から徒歩約5分 ☎0428-78-8210
澤乃井園を運営するのは青梅の酒蔵「小澤酒造」。当主の祖先は、甲斐の武田の家臣だったそう。武田家再興の命を受け、甲斐から澤井の地に移り住んだといわれています。
酒造りを営むようになったのは1702年。酒銘は地名である「澤井」にちなみ命名し以来、約300年にわたり酒造りの技を磨き上げてきました。
秩父古生層の岩盤を掘り抜いた洞窟の奥から湧き出る仕込水、連なる山々と豊かな緑、澄み切った奥多摩の空気、選りすぐった原料米、そして酒造りの技。それらを結集して作られ続けているのが「澤乃井」です。
『酒造りに「絶対」はない。しかし、その有り得ない「絶対」を求め続けるべく、去年より今年、今年より来年…、向上心を持って、酒造りと向き合っていかなければならない。それが辛くもありまた何よりも面白いのである』と現在の杜氏・田中充郎さんは語ります。
小澤酒造では、社長をはじめ、各部署の社員の方によるガイドで蔵内を歩き、澤乃井のお酒が出来るまでの工程や、蔵に関するお話、きき酒も味わえる「酒蔵見学」が無料で楽しめます。
要事前予約 月曜定休 1人~10人の一般見学は1日に4回(11時、13時、14時、15時) 所要時間45分 各回定員40人
当日受付は定員にゆとりがある場合のみ受付 ☎0428-78-8210
※11人以上の団体向けに関しては事前に問い合わせを
奥多摩・青梅に来たら、歴史と伝統が息づくパワースポットも外せません。昔から地元民に信仰されてきた神社や生命力を感じる巨樹などがあり、一通り巡ったら清らかな気持ちで小旅行の再開です。
奥多摩の白丸から氷川方面へ抜ける古道に、大きな岩が門のように開いた「数馬の切通し」があります。
江戸時代、白丸から氷川方面へ抜けるルートは権指(ごんざす)尾根と呼ばれ、 硬い岩盤帯に行く手を阻まれた難所でした。
元禄年間、地元の人々の手によって、岩盤を火で炙った後、水をかけてもろくし、ツルハシとノミを使って切り開いたと言われています。
これにより初めて馬が通れる道として開通。奥多摩町の東西の交通が発展し、旧青梅街道の利用が拡大していきました。
JR白丸駅から徒歩約6分
☎0428-83-2152(奥多摩観光協会)
町指定天然記念物の「小丹波のイヌグス」は旧小丹波村名主の屋敷林にあり、近くにある「古里附のイヌグス」は大正15年に都の天然記念物に指定されました。
【古里附のイヌグス】JR古里駅より徒歩約15分 【小丹波のイヌグス】JR古里駅より徒歩約5分
☎0428-83-2152(奥多摩観光協会)
境内社は八社祀られ、穀物の神様など多くの神々が祀られています。また、地元の人々から信仰されてきた立派な陰陽石の安産神もあります。参道が通る門は特殊な構造の農村舞台として、都の有形民俗文化財にも指定されています。
JR古里駅から徒歩3分
☎0428-83-2152(奥多摩 水と緑のふれあい館)
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