豊な自然の中で地元の名産やそのお店でしか味わえない料理を堪能する。忙しい都会ではできないやすらぎの時間を楽しみましょう。ボリューム満点のメニューから優しい甘味のデザートまで満喫して、心も体もリフレッシュできるはずです。
美しい御岳渓谷を見下ろしながら、こだわりの食材を使った料理を堪能できる「甘味とごはん処 やお九」。3代続く八百屋を営むご夫婦がアットホームな雰囲気で迎えてくれます。
「景色をゆっくり見ながらくつろいで頂くというコンセプトでやっています」と店主の谷合哲二さん。民家を解放し、テラス席から御岳渓谷を一望できるのが魅力の1つです。
店主の陽子さん手作りの御岳だんご汁膳。季節によって変わる小鉢が嬉しい。
旬のフルーツとアイスクリームを添えたフルーツクリームあんみつ
「やお九」といったら奥さんの陽子さんが丹精込めて手作りした、野菜たっぷりの御岳だんご汁膳を頂きたいものです。ご飯と小鉢のセットでボリューム満点。小鉢の中身は季節によって変わりますので、四季の味を楽しむことができます。甘味も「絶品あんみつ」や「ふわふわ雪のかき氷」など種類も豊富。
春からは奥多摩やまめを使用した、「奥多摩やまめ膳」が新メニューとして追加予定。「やお九」に行く楽しみがまた、1つ増えました。
最近は御岳を訪れる若い人が多くなったと哲二さんは話します。川の流れの音や爽やかな風の香りなど都会には無い自然の豊かさに癒されるという声も多いとのこと。中にはテラス席で昼寝をするお客さんもいるといいます。
窓の外には多摩川が流れていて、カヌーやラフティング、サップボードを中心とした、リバー・アクティビティを楽しむ、賑やかな声も聞こえてきます。
休日は趣味の食べ歩きをするという哲二さん。友人から「あのお店がおいしいよ」と情報を聞けば、すぐに足を運ぶといいます。日本全国を食べ歩きした経験をもとに、「やお九」の味は作られ、支えられています。ちなみに哲二さんが1番好きな食べ物は奥さんも大好きなお寿司です。
谷合哲二・陽子さん
「綺麗な景色を見ながら、ゆっくり料理を味わってください。きっと癒されますよ」
●御岳だんご汁膳1,000円円、やまめの焼き枯らし膳1,800円、絶品あんみつ700円、自慢の沢清水コーヒー400円 11:00~16:00/月、火、水曜定休
民泊素泊り「お宿 やお九」を令和2年2月にオープンしました。
目の前に広がる雄大な御岳の景色、真下に流れる多摩川のせせらぎと心地よく吹き抜ける風、二部屋の小さなお宿ですがお日頃の忙しさを忘れ、自然の中でゆっくりとお寛ぎください。。
平日一泊5,000円(税込み、朝食付き)。
金土一泊6,000円(税込み、朝食付き)
住所:東京都青梅市御岳本町266 JR御嶽駅から徒歩約3分 ☎0428-78-8411
こんがりときつね色に染まったサツマイモに、蜜や黒ゴマをかけて頬張ると、外はカリッと中はホクホクの食感がたまらない、そんなおいしい大学いもを楽しむことができるお店がJR御嶽駅から徒歩約2分のところにあります。その名も御嶽大学いも学部。姉妹店は青梅にあり、好評ということで2016年の4月にオープンしました。
ゴールデンウイークには1日で3,000人から4,000人訪れる超人気店。 売れ筋商品はソフトクリームと大学芋の絶妙なコラボが実現した「みたけソフト」です。さらに蜜と黒ゴマをかけて頂けば、この上ない幸せと甘味が口いっぱい広がります。テイクアウトも可能なので、家でゆっくり味わうこともできます。
「試験的に始めたら好評で、半年で5,000個以上売り上げました。意外なヒット商品でしたよ」と御嶽大学いも学部の中里崇さん。週末は御嶽駅前で売店販売しており「今年はさらに気合いを入れて取り組んでいきますよ」と力を込めて言います。
そんな中里さんは当初、まさか自分が御嶽大学いも学部の店長になるとは思っていなかったそうです。「青梅店の仲間から、しばらく店長候補が見つかるまでやってほしいと頼まれたのがきっかけです。私が青梅在住で一番近いからですかね」と笑いながら話します。
驚くことに、御嶽店の店舗は予算の関係で全て中里さんの手作りだそうです。店長候補者が見つかるまで、と言いますが本気度が違います。 今後はゆずを蜜に混ぜ込んだ、ゆず風味の大学いもなど、新しいオリジナル商品を開発していきたいとのこと。中里店長の挑戦はまだまだ続きそうです。
食感が抜群! 一度食べたら止まらないパリパリ大学芋
中里さんの趣味であるカメラや登山用品がインテリアとして飾られている
御嶽大学いも学部 山岳部顧問 中里祟さん
「今度は青梅の名産、澤井ゆずを使った商品を開発したいですね」
プレミアム大学いも320円より、みたけソフト400円、コーヒー・紅茶(Hot/Ice)300円 平日10:00~19:00 水曜定休(水曜祝日の場合は翌日休み)
●住所:青梅市御岳本町359 JR御嶽駅から徒歩約1分 ☎0428‐27‐3534
現在、冬季休業中のCafé kualaですが、4月9日(土)の営業再開に向けて楽しみなことがあります。それは、奥多摩で栽培されている治助芋の料理を味わえることです。Café kualaでは「治助」のブランド認知を広め、生産量の増加を図ることを目指しています。奥多摩町内の畑でスタッフが栽培し、安全、安心な治助芋の提供に取り組んでいます。
「もっちりとした独特な食感で、旨みが濃い。すごく美味しいですよ」と宮村さん。 形はメークインに似ていて、大きさは小粒。その分、味が濃縮されているのが特徴です。煮崩れしない品種なので、奥多摩では昔から煮っころがしやネギ味噌で和えて食されています。
食べごたえ十分のバーガーランチセット
奥多摩の名産、治助芋を使った「治助芋の野菜カレー」
今年の春は、素朴で野性味が濃縮された治助芋を堪能してはいかがでしょうか。
●ランチ:【幻のジャガイモ】奥多摩産治助芋の野菜カレー900円、スープ&デリ:マルゲリータピッツァ1,000円 デザート:パンケーキアフォガード700円、ガトーショコラ500円
住所:西多摩郡奥多摩町氷川702 氷川キャンプ場内 JR奥多摩駅から徒歩約2分 営業時間:土(ランチ 12:00~16:00 ※16:00~21:00は貸し切りのみ) 日祝(モーニング 9:00~10:30/ランチ 12:00~16:00) カフェ営業日:4月~12月初旬の土、日、祝日 ☎090‐3518‐2516
緑豊かで様々な花が咲くあきる野はミツバチの楽園。養蜂家の犬飼博さんは丘陵地や秋川の河岸段丘など8カ所にミツバチの巣箱を設置して、サクラ、アカシア、フジなどのはちみつを採取しています。
また、自家製はちみつのおいしさを知ってほしいと「みつばちファームカフェ」を開き、はちみつを使った料理やスイーツ、ドリンクを提供しています。
みつばちファームカフェ
はちみつをたっぷり使用し、東京ブランド豚の「TOKYO Ⅹ」がゴロゴロ入ってます。
¥1,200 コーヒー又は紅茶付き(税抜き)
自家製のキャラウェイシード入りの厚切りパンに、とろーり焼いたチーズをたっぷり乗せました。
¥700(税抜き) セットメニューあり
みつばちファームのはちみつ、国産、外国産それぞれから1つずつ、計3つのお味の比較をお楽しみ頂けます。
¥500(税抜き) 15:30まで
バターとたっぷりのはちみつが付いている、オーソドックスな飽きの来ないパンケーキです。たっぷりの飲み物がセットで、ゆったりとしたティータイムにお勧めです。
¥1,000(税抜き) 14:00~15:30
しっとりふわふわのロールケーキは女性に大人気です。
¥350(税抜き)
パンケーキにサラダとスープをセットにしました。ランチにもお勧めです。
¥1,100(税抜き)
自家製はちみつとレモンで作った爽やかな飲み物をどうぞ
¥450(税抜き)
カフェに隣接する「みつばちミュージアム」は、ミツバチやはちみつについて学べる私設のミュージアム。ミツバチの巨大な自然巣を室内で観察できるほか、敷地内には本物の巣箱を設置し、定期的に観察会を開催しています。2名以上で前日までに予約すれば、ミツロウを使ったハンドクリーム作りやろうそく作りなどの体験もできます。
ミュージアム内には、多摩のはちみつ、古来蜜、国産はちみつ、世界のはちみつを展示し、試食・購入できるほか、プロポリス、ローヤルゼリー関連商品の試食もできます。
みつばちミュージアムでは自家製はちみつを購入できます。
みつばちの生態が学べる展示も。
ミツロウを使った体験は2名以上で予約を。
世界のはちみつの試食もできます。
犬飼博さん(健康自然工房代表)
「はちみつはビタミン、ミネラルが豊富で、美肌にも効果的。100%天然熟成で仕上げた自家製はちみつをお楽しみください」
●世界のはちみつパンケーキ500円、みつばちファームカレー1,200円、パンケーキプレート1,100円、はちみつロールケーキ350円、はちみつレモン450円、はちみつオ・レ480円
●11:00〜17:00 水曜定休
住所:あきる野市上ノ台37-3 JR武蔵増戸駅から徒歩約13分 ☎042-519-9327
「初後亭」は自家栽培の小麦と蕎麦を使った手打ちうどんと手打ちそばが食べられる店。店主の清水哲雄さんは「地場産の農産物に付加価値をつけることで、あきる野の畑を守りたい」とこの店を開業しました。
清水さんは義弟とともに、あきる野市内の畑で小麦と蕎麦を栽培しています。11月下旬に小麦の種をまき、6月中旬に刈り取ります。同じ畑で、8月末から11月中旬までは蕎麦を栽培します。
蕎麦の刈り取りをする清水さん
あきる野産の温野菜をたっぷりのせた「引きずり出しうどん」
清水さんが作るうどんは、母親から伝えられた、かつて、この地域の家庭で日常的に食べられていたうどん。もっちりとした食感で、小麦の風味が豊かです。地元伝統の「引きずり出しうどん」は初後亭の人気メニュー。お椀にかつお節と醤油を入れ、ゆでたてのうどんを取り、ゆで汁を注いで醤油の濃さを調節し、薬味を入れて食べます。デザートには、妻・佳津子さん手作りのプリンをどうぞ。
店主 清水哲雄さん
「小麦から育てたこの地域伝統の手打ちうどんをぜひ、味わってみてください」
●もりうどん830円、季節野菜のぶっかけうどん870円、引きずり出しうどん830円、引きずり出しうどん温野菜のせ870円、もりそば830円(そばは母の日まで)、手作りプリン300円 11:00~16:30 木・金曜定休(祝日は営業)
住所:あきる野市三内字初後 JR武蔵五日市駅から徒歩約3分 ☎042-596-0541
炭火焼と山里料理の店「黒茶屋」。その庭園内に「野外テラス 水の音」があり、秋川渓谷の美しい景色を眺めながら、とびきり贅沢なカフェタイムを過ごせます。
目に映るのは、秋川の清流とみずみずしい若葉のみ。耳に聞こえるのは川の音と小鳥のさえずりのみ。最高のロケーションで過ごす時間は、極上の癒しを提供してくれます。
「あんみつ」のあんは黒茶屋の料理人による手作り。「多摩ゆずサイダー」は多摩地域の柚子で作られた逸品です。夏季には天然氷を使用した「かき氷」が人気です。
黒茶屋の趣ある門をくぐった先に「野外テラス水の音」があります。
秋川を望む最高のロケーション
新緑と清流のハーモニーを楽しみながらのカフェタイム
アイスクリームはサンデーとコーンの2種類
コンサート等のイベントも開催しています。
水の音スタッフ 大橋由紀子さん
「景色を堪能しながら自然と一体となって、くつろいでください」
●コーヒー・紅茶550円、多摩ゆずサイダー550円、柚子ジュース450円、梅ジュース450円、ビール700円(つまみ付)、あんみつ600円、アイスクリーム(サンデー)500円 4月~11月営業、平日12:30~16:00、土日祝日11:30~17:00 雨天及び不定期で休業あり
住所:あきる野市小中野167 JR武蔵五日市駅から数馬行き、藤倉行き、上養沢行きバスで「西小中野」バス停下車 徒歩約5分 ☎042-596-0129
このページの情報は特に記載のない限り2017年3月現在のものです。●料金、営業時間、定休日などは変更になる場合がありますので事前にご確認ください。●交通機関・徒歩などの所要時間は目安です。●掲載の写真・マップ・イラスト等はすべてイメージです。●イベントは内容・期間などが変更される場合がありますので事前にご確認ください。●花の見頃は気象状況に左右されますので、お楽しみいただけない場合もございます。