例年の最盛期=11月下旬〜12月上旬
もみじの種類=イロハモミジ、トウカエデ、イチョウ、ケヤキ、モビジバフウ
都立武蔵野公園は、府中市と小金井市にまたがる都立公園です。北部に野川が流れ、南端は東八道路、東端は西武多摩川線、西端は府中運転免許試験場と接しています。はらっぱや散策路のほか、野球場やバーベキュー広場などもあり、週末になると多くの人で賑わう公園です。四季ごとに旬の草花で来園者を楽しませてくれますが、秋になると野川沿いのイロハモミジが真っ赤に染まり、紅葉の並木道が現れます。
ここでは、「紅葉の並木道が見たい」「都立武蔵野公園ってどんなところ?」という方に向けて、都立武蔵野公園の詳細をご紹介します。
「紅葉の並木道を歩きたい」
「23区から近い紅葉スポットはどこ?」
「紅葉だけでなくバーベキューやレジャーも楽しみたい」
こんな人は、都立武蔵野公園がぴったりですよ。園内に野川が流れ、広々したはらっぱや、くじら山と呼ばれる小高い丘など遊べる場所がたくさんあります。はらっぱで子どもと走り回ったり、バーベキュー広場でわいわい楽しんだり、野球場で汗を流したり――。園内には余暇を求める人が集まり、それぞれ思い思いの時間を過ごしています。
草原や雑木林が残る公園のなかでも、園内を流れる野川沿いにはとりわけたくさんの草花が自生します。3月下旬~4月下旬には40種約600本のサクラが彩ります。秋になると川の両岸にあるイロハモミジが赤く染まり、紅葉の並木道を見ることができますよ。
●都立武蔵野公園の3つの特徴
・レジャーやスポーツなど多目的に遊べる都立公園
・秋になると紅葉の並木道が現れる
・子どもが遊べる広場や遊具がある
都立武蔵野公園の紅葉の見ごろは、11月下旬~12月上旬。一番の紅葉ポイントは、園内を横切る野川沿いです。右岸には、川に向かって真っ赤なイロハモミジが枝葉を伸ばし、珍しい紅葉の並木道を形成します。桜の並木道はよく聞きますが、「紅葉の並木道」は耳慣れない言葉ではないでしょうか。
紅葉のころにはモズやジョウビタキなどの、さまざまな種類の冬鳥が北から渡ってきます。運がよければ紅葉と冬鳥のコラボレーションが見られるかもしれませんよ。
野川沿い以外にも紅葉の見どころはたくさん。サービスセンター周辺では大きなケヤキやコナラがオレンジに色づき、バーベキュー広場では黄色く色づいたイチョウやモミジバフウが目を引きます。また都立公園などに植える木を育てる苗圃(びょうほ)と呼ばれるエリアでは、トチノキやラクウショウ、トウカエデが見られます。
施設名 | 都立武蔵野公園 |
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住所 | 〒183-0002 東京都府中市多磨町2-24-1 |
TEL | 042-361-6861(武蔵野公園サービスセンター) |
営業時間 | 8:30~17:30(武蔵野公園サービスセンター) |
公式サイト | https://musashinoparks.com/kouen/musasino/ |
アクセス | ●JR中央線「武蔵小金井駅」南口から京王バス ・調布行き「武蔵野公園」下車すぐ ・多磨霊園または多磨町行き「多磨町」下車 徒歩3分 ●京王線「調布駅」北口から武蔵小金井行き「武蔵野公園」下車すぐ |
駐車場 | あり(112台、最初の1時間300円、以降20分ごとに100円) |
※最新の情報は公式サイトをご確認ください。