石川酒造(多満自慢) | イマタマ

石川酒造(多満自慢)

2020/12/01

見る、知る、飲む、買う。酒飲みの「テーマパーク」

TEXT by イマタマ編集部

「多摩らしい酒に親しみたい」

「蔵見学や飲食も存分に楽しみたい」

「併せてクラフトビールも味わいたい」

JR拝島駅から多摩川方面に約20分のところに「石川酒造」はこんな方におすすめです。

周辺に緑と水が豊富な環境の中に、江戸~明治期の蔵や飲食店、史料館などいくつもの施設が立ち並んでいています。

造られているのは「多満自慢」。多摩の心をうたいつつ、多摩の自慢となるよう、多くの人達の心を満たすことができたら」という願いが込められています。

「多満自慢」の歴史

石川家のルーツを辿ると、その歴史は元和元年(1615年)にまで遡ります。酒造業を興したのは文久3年の1863年で、当時、多摩川の対岸にあった森田酒造の蔵を借りて創業。明治17年より、現在の場所に拠点を移しています。

伝統の技術を受け継いで心を込めて醸す酒は、古くからの慣習に習い秋から初春頃のみに仕込みを行う「寒造り」と言われる製法を継承しています。

石川酒造の精米の様子
重ねてきた経験を生かし、真心を込めて作り出す。そこで繰り広げられるのは、まさに熟練の技
石川酒造の外観
本蔵は明治13年建築で、国登録有形文化財。その佇まいから歴史と伝統が垣間見える

使用する仕込み水は敷地の地下150mより汲み上げる東京の天然水で、上総層群・東久留米層下部層より汲み上げた中硬水です。明治期に酒造り用に建築した、国登録有形文化財の土蔵を大切に手入れし、修繕しながらその中で行っています。

石川酒造の仕込み水
この地だからこそ得られた天然水は、貴重な自然の贈り物だ
石川酒造の史料館
江戸時代から残る、貴重な史料が展示されている。酒造り、ビール醸造の歴史を学ぶことができる

多摩の酒とビールが楽しめる絶好の環境

また明治期に醸造していたビール製造に、1998年から再挑戦し話題を呼びました。東京地ビール「多摩の恵」の名でビールを復活。2015年には「TOKYO BLUES」シリーズも醸造を開始しています。

石川酒造敷地内、福生のビール小屋
屋内50席、屋外最大40席の広々空間。11:30~21:30(L.O.20:30)、火曜日定休
石川酒造敷地内売店、酒世羅
お酒好きにはたまらない、ここでしか手に入らないグッズも。10:00~18:00、火曜日定休(12月を除く)

敷地内のイタリアンレストラン「福生のビール小屋」では、地元福生産のソーセージや季節の食材を使用したパスタなど、ビールに合う料理も味わえます。

また、多満自慢、多摩の恵のほか、季節の限定品などが並ぶ直売店には、酒粕を使った石鹸やお菓子、オリジナルグッズもあり、お酒が飲めなくても楽しめるお土産も並んでいます。

石川酒造敷地内、欅
敷地内の欅の根元には、お米の神様「大黒天」様と、お水の神様「弁財天」様が祀られ、毎朝夕に酒造りの精進が祈られている
石川酒造敷地内、麦酒釜の館
明治20年に初めてのビール醸造に着手。その際に使用していたビール釜が展示されている「麦酒釜の館」

データ

施設名 石川酒造(多満自慢)
住所〒197-0003 東京都福生市熊川1
TEL直売店=042-530-5792、福生のビール小屋=042-553-0171(席に限りがあるので、事前予約の後にご来店ください。)
営業時間8:30~17:30
定休日火曜
公式サイトhttps://tamajiman.co.jp
アクセスJR拝島駅から徒歩約20分、中央道・八王子ICから約15分

※最新の情報は公式ホームページをご確認ください。



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