フランスでの経験を地元吉祥寺で

「小麦アレルギーでもおいしいお菓子が食べたい」

「自分のご褒美やプレゼントに喜ばれるお菓子を探している」

「かわいいお菓子が好き」

「米粉のお菓子屋リリアン」はこんな方におすすめのケーキや焼き菓子をつくっている洋菓子店です。

吉祥寺駅北口から徒歩13分。五日市街道沿いの成蹊大学近くにある、ピンクのレンガがかわいい雰囲気の建物がリリアンです。

2021年11月に井の頭公園通りから移転して、リニューアルオープンしました。

吉祥寺生まれ、吉祥寺育ちのパティシエ鬼塚彩さんは、フランスのリオンで研修を受け、日本の個人店で働いた後、パリでも経験を積んできました。

その後、井の頭でお店をオープンしましたが、ご自身が小麦アレルギーを発症してしまい、2018年にグルテンフリーのお菓子を中心としたお店をはじめました。

店内はかわいらしいアンティーク調の小物が飾られ、ショーケースや棚には見ているだけでウキウキするようなお菓子が並んでいます。

フランス菓子をベースとしたお菓子作りは、現在も小麦粉を米粉に変えた製法にて行われています。とはいっても、小麦粉と米粉では成分が違うためレシピには大幅な改良が必要だったといいます。

「アレルギーだからこれしか食べられない」というのではなく、おいしいから選ばれる

「小麦粉を使っていた時のお客様にも、アレルギーがあるお客様にも選んでもらえるお菓子でありたい」と鬼塚さん。

アレルギーだからというネガティブな理由ではなく、おいしいから食べたいと思ってもらえるお菓子作りをしています。

リリアンのおすすめは苺のショートケーキ（550円・税込）です！  米粉とクリームの相性が絶妙でしっとりなめらかな舌触りで、次の日でもおいしく食べられる自信作。

金・土・日曜日限定のシュークリームもおすすめ！  軽すぎず歯ごたえがありながらもサクッとした生地にカスタードと生クリームの二層がつまっています。
米粉の良さを生かしながらも、シュークリームならではの食感を生かすためにレシピの改良を繰り返してきたそうです。

かわいいマカロンはお土産に喜ばれそう。外はサクッ、中はしっとりとしていて濃厚で、サイズ以上に食べ応えがあります。

オープン当初からお店に並んでいたことりサブレは素朴な味わい。その名の通りことりの形がかわいらしく、シンプルな素材で飽きのこないおいしさです。

特別な日にはもちろん、日々のおやつにも気軽に手にとってほしいと話してくれた鬼塚さん。お子さんが食べても安心な素材で、できるだけ価格も抑えて作っています。

ちょっと一息できる喫茶スペースも併設

小麦アレルギーの方がわざわざ遠くから来てくれることも多いというリリアン。せっかく来てくれたお客様とのコミュニケーションを大切にしたいという想いから、奥には喫茶スペースもあります。

ここは、ガラス張りで厨房がのぞけるベストポジション。人気の席となっています。

「駅から少し離れているので、暑さや寒さが厳しい季節など“ちょっと歩き疲れた時”の休憩に使ってくれたらうれしいです」と笑顔で話す鬼塚さんから、やさしい人柄がうかがえます。

「なかなか吉祥寺まで行くことができない！」 そんな方でもご安心ください。おいしいリリアンのお菓子をおうちでも楽しむことができます。お取り寄せは期間限定で、SNSやホームページでお知らせがありますので、ぜひチェックしてみてください。

新しいお店が続々とオープンし、軒を連ねる吉祥寺ですが、少し足を伸ばすと地元に溶け込む魅力たっぷりのお店もたくさんあります。

パリ仕込み、吉祥寺育ちの味わいをぜひ味わってみてください♪

※最新の情報は公式サイトをご確認ください。