「トトロのシュークリームが気になる」
「スタジオジブリの作品が好き」
「美味しくてかわいいお菓子を探している」
武蔵野市内にある「白髭のシュークリーム工房」はこんな方におすすめ。スタジオジブリのアニメ映画「となりのトトロ」のキャラクター「トトロ」のシュークリームに出会えるお菓子屋さんです。
スタジオジブリと正式契約を交わし、お店を開く「白髭のシュークリーム工房」。店内にはトトロのキャラクターをモチーフにしたたくさんのお菓子が並びます。
吉祥寺駅南口を出てすぐ、末広通りを歩くこと3分でお店に着きます。お店に到着すると、早速トトロの形をした巨大な看板がお出迎えしてくれます。
店内には、となりのトトロに登場するネコバスのぬいぐるみや、トトロと仲間たちのセル画が飾られており、まさに映画の世界一色。作品世界に迷い込んだかのような、ファンタジーな空間が広がります。
白髭のシュークリームは、初代「白髭」さんが2008年、杉並区内にオープンしたのが始まり。その後、世田谷区内にお店を移し、2018年、2店舗目として吉祥寺にテイクアウト専門店を開きました。
販売する商品は全て世田谷の工房で手作りし、毎朝クリームを詰めて、吉祥寺のお店に運びます。
トトロの形をした「トトロのシュークリーム」は開店3時間ほどで売り切れる人気ぶり。
三鷹の森ジブリ美術館からも近く、ジブリファンの方をはじめ、近隣住民の方が多く訪れています。
●「白髭のシュークリーム工房 吉祥寺店」3つの特徴
店頭のショーケースにずらりと並ぶトトロのシュークリーム。多くの方がシュークリームを目当てに訪れます。
創作に至ったきっかけについて、初代白髭さんが60歳を過ぎたころ「トトロの形のシュークリームがあったらいいね」という奥さまのひとことで、試行錯誤を始めたそうです。
最も苦心したのは、誰が見てもトトロとわかるそのシルエット作り。生地が膨らみすぎず、ピンと耳が立つように何度も試作を重ね、「なんとか一つできた」と形になったのは作り始めてから3年後でした。
その後スタジオジブリへ販売許可を申請、さらに商品として販売するための工夫に2年をかけ、計5年の歳月を重ねお店のオープンに行き着きました。
「かわいさだけではすぐ飽きられてしまう。おいしくなければダメだ」と白髭さん。小麦粉、乳製品、果実など国産の材料にこだわり、「また食べたい」と思ってもらえるようなお菓子作りを追究しています。
ちなみにトトロのシュークリームは、1日200個ほどを吉祥寺で販売。一回に焼ける個数は4台のオーブンで作っても100個ほど。下北沢での販売分と合わせ、スタッフさんがものすごいスピードで、でもていねいに整った美しいシュー皮を焼き上げていきます。まさに職人技です。
白髭のシュークリーム工房おすすめの商品を教えてもらいました。
まずはこちらトトロのシュークリーム。計4種類、オールシーズンでは「カスタードクリーム」、「チョコレートクリーム」、そのほか2種類の季節限定のフレーバーを用意します。
シュークリームといえば、まずは定番のカスタードクリーム。そのお店の味を代表する、基本の味わいです。
甘さ控えめで、どちらかといえばあっさりした味わいです。
中までクリームがたっぷり詰まっていて、どこから食べはじめても最後まで生地とクリームのハーモニーを堪能できます。
2種類のチョコを使用した「チョコレートクリーム」は、ほのかにオレンジリキュールの香りがする大人な味。
取材で3月下旬に訪れた際には、季節限定の「ストロベリークリーム」と「キャラメルバナナ」も並んでいました。
続いて吉祥寺店限定「猫バスサンド」をご紹介。
添加物を一切加えず、材料はシンプルなものだけを使用。そのため日持ちは5日間の短めですが、雑味のない、深い味わいが楽しめます。数量限定。お手土産にもおすすめです。
ほか、店内にはトトロの形のクッキー詰め合わせやどんぐりや葉っぱの形をしたかわいいクッキーもあります。
いずれもなくなり次第終了。電話にて取り置き予約も可能です。
となりのトトロが好きな方。スタジオジブリのファンの方。吉祥寺にお出かけ予定の方。
ぜひ「白髭のシュークリーム工房」を訪れてみてください。
施設名 | 白髭のシュークリーム工房 吉祥寺店 |
---|---|
住所 | 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目7−5 |
TEL | 0422-26-6550 |
営業時間 | 11:00~17:00※短縮営業中 |
定休日 | 火曜 |
公式サイト | http://www.shiro-hige.net/ |
アクセス | J R中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩約5分 |
※最新の情報は公式サイトをご確認ください。