商店街空き店舗を活用し、ビールバーを開業
青梅駅からすぐの商店街に、クラフトビールバー「青梅麦酒」が今春オープン。青梅市内「武藤治作酒店」店主の武藤さんがまちづくり会社と手をとり、クラウドファウンディングの達成を経て、このビールバーを開業しました。
こちらで味わえる青梅のオリジナル地ビール「VEPAR(ベイパール)」は、草原を思わせるような爽やかな味わいが特徴で、夏にぴったり。そのほか奥多摩「VERTERE」や福生「石川酒造」などのクラフトビールも揃い、沿線自慢の味を楽しむことができます。
同店フードメニューの一押しは、青梅豚100%使用のハンバーグ。「青梅豚は脂身が美味しく、ビールに合わせると絶品」と武藤さん。ほかにも市内「ヤナガワファーム」ジャガイモ使用のポテトチップスなど、地域の野菜や食品で作るメニューが楽しめます。
グラスには地元のガラス作家作品が使われ、武藤さんは「この店を通して、エリアの魅力をより多くの人に発信できれば」と話します。現在は地域農家さんとともに、地域産ホップを使った自家製ビールの製造を計画しているそうです。
地元のガラス作家のグラス(左) ビールラベル(右)
青梅麦酒オーナー 武藤一由さん
「歴史と自然の魅力あふれる青梅の観光帰りに、ぜひお立ち寄りください」
JR青梅駅から徒歩約3分 平日 11:00~14:00 17:00~23:00
土 11:00~23:00 日祝 11:00~20:00 火曜定休
☎0428-78-3106
奥多摩の大自然とともに、オリジナルクラフトビールを堪能できる店。6月初旬の醸造所拡大に伴いラインナップも増大し、夏には約20種のビールが揃う予定です。テラス席からの眺めは抜群で、川のせせらぎとともに優雅に飲食できます。駅前には新たに、ビール量り売り専門店「グロウラーショップ」もオープンし、持ち帰りも可能になりました。
都会の喧騒を忘れて過ごせる敷地内
フードメニューも充実する同店のおすすめは、自家製ビールを使って揚げるオニオンフライととり唐揚げ。また、ランチメニューとビールのセットも人気があるそうです。ビールメニューは全てオリジナルクラフトビールで揃えている同店は、奥多摩町小河内にホップの畑を持っていて、秋頃には地産ホップのビールを楽しめることも魅力。店内ではTシャツなどオリジナルグッズも販売されます。
タップ数が多く、多彩なビールメニューが揃う
Beer Cafe VERTERE(バテレ)オーナー 鈴木光さん
「オリジナルのグロウラー(ビール専用の水筒)も販売中」
JR奥多摩駅から徒歩約1分 平日 14:00~20:00、土日 12:00~20:00 木曜定休 ※時期により変動あり
☎0428-85-8590
敷地内醸造所
地酒「多満自慢」などで知られる酒蔵・石川酒造のビアレストラン。ヨーロッパ各国での視察後、1998年に生まれた地ビール「多摩の恵」は、水質が活きたクリアな味わいが特徴です。2015年に誕生したクラフトビール「TOKYO BLUES」からは今夏、白ワインに似た香りが魅力の「シングルウィート」タイプが登場します。
石川酒造がビール醸造に着手したのは明治20年。2年後醸造を休止しますが、1998年に再開、のちに「老舗として地域の人が集まれる場を」との思いで、「福生のビール小屋」がオープンしました。
テラス席はペット同伴可
明治時代に使用していたビール窯
同店の料理はイタリアンが中心で、地域の商品や季節の食材も取り入れられ、店内にはテラス席やカウンター席も用意。ご家族やご友人と優雅に、またお一人でしっとりと、出来たてのクラフトビールとイタリアンを楽しめます。
店向かいに鎮座するのは、明治時代に使用していたビール窯。老舗の歴史を感じながらお酒を楽しめるのも、この店ならではです。
できたてのクラフトビールとイタリアンが楽しめます
多摩の恵(ピルスナータイプ)
福生産ソーセージ
バーニャカウダ
福生のビール小屋支配人 安部直人さん
「福生産ソーセージやスペアリブなど、ビールによく合う料理も用意」
JR拝島駅から徒歩約20分 11:30~21:30(L.O.20:30)火曜定休 予約してからの来店がおすすめ
☎042-553-0171
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